髪・頭皮の紫外線ダメージにご用心
そろそろ紫外線が気になる季節。お肌のUV対策はしていても、髪まではカバーできていない人が多いのでは?頭頂部はほかのどの部位よりも太陽に近く、紫外線によるダメージを受けやすいパーツです。その影響と対策法についてご紹介します。
【関連記事】増える「白髪」は食事で対策!白髪の原因とおすすめ食材
紫外線による髪や頭皮への影響
紫外線を浴びると、髪の主成分である「ケラチン」というたんぱく質が壊され、髪の強度が落ちて、切れ毛や枝毛の原因になります。
また、キューティクルにもダメージを与えてしまうため、髪のツヤが失われたり、ハリやコシがなくなったりします。さらに、紫外線は髪の内部までに侵入し、メラニン色素までも破壊して、髪の退色を招くことも。
暑くなってくるとプールや海で遊ぶ機会が増えてきますが、髪が濡れた状態で紫外線を浴びるのは要注意です。紫外線によるダメージをより加速化させてしまいます。
髪・頭皮の紫外線対策
髪用のUVスプレーを使う
簡単な紫外線対策としておすすめなのが、髪用のUVスプレーを使うことです。出かける前に、髪にシューッと吹きかけるだけでOK。ビジネスシーンなど、帽子が合わない場面でも気軽に取り入れられます。
髪から10〜15cmほど離して、全体にまんべんなくスプレーするのがポイントです。一度塗ったからと安心せず、2〜3時間置きにつけ直しましょう。
帽子を被る
日焼け防止に帽子を取り入れている人も多いのではないでしょうか。髪や頭皮だけでなく、顔や首周りのUV対策としても有効です。できるだけつばの広いものを選びましょう。
日傘をさす
日傘は髪・頭皮を紫外線から守るために効果的なアイテムのひとつ。照り返し対策には、黒色のものが良いとされています。