ダイエッターなら知っておきたい!肥満度を表す体格指数「BMI」
理想のBMIは?
ダイエットの指標にするなら、最も健康的とされるBMI22の体重を目指すようにしてください。[身長(m)× 身長(m)× 22(BMI)]で計算できます。
標準体重では重すぎると感じる人はBMI20の美容体重を目指してみましょう。計算式は[身長(m)× 身長(m)× 20(BMI)]です。
BMIだけでは計れない「かくれ肥満」に注意
BMIが18.5~25未満でも油断は禁物。体脂肪率が男性25%以上、女性30%以上になると肥満となります。たとえ太って見えなくとも、見えないところに体脂肪がたまっていることから「かくれ肥満」ともよばれます。
体脂肪のたまり方は、皮膚のすぐ下の組織にたまる皮下脂肪型と、肝臓や腸の周辺にたまる内臓脂肪型に分けられます。皮下脂肪は備蓄用のエネルギーでもあり、燃焼しにくいという特徴があります。しかし、カラダへの悪影響という点では、内臓脂肪の方が深刻とされているので注意が必要です。
内臓脂肪型の簡単な目安は、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上であること。気になる人は、ウエストではなく、へそ周りを計ってみてくださいね。(※5)
ダイエットをするなら、体重を減らし過ぎず、体脂肪を減らすことが大切。バランスのよい食事と適度な運動を続けるのが近道ですよ。
【参考】
(※1)e-ヘルスネット BMI(最終閲覧日 2016/08/20)
(※2) 一般社団法人 日本肥満症予防協会 肥満症とは(最終閲覧日 2016/08/20)
(※3) 国立がん研究センター 中年期男女におけるBMIと死亡率との関連(詳細版)(最終閲覧日 2016/08/20)
(※4)e-ヘルスネット 若い女性の「やせ」や無理なダイエットが引き起こす栄養問題(最終閲覧日 2016/08/20)
(※5)e-ヘルスネット 内臓脂肪型肥満(最終閲覧日 2016/08/20)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
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