理学療法士おすすめ「お尻痩せ」トレーニング

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「コロナ太りでお尻に付いた肉が気になる」
「たるんでしまったお尻をどうにかしたい」

このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?女性にとって、ヒップラインはとても気になりますよね。そこで今回は、理学療法士がおすすめする、お尻痩せトレーニングをご紹介していきます。ぜひ実践して、引き締まった美尻を手に入れていきましょう。

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1.お尻が太る理由

お尻が太ってしまうのにはさまざまな要因が考えられますが、ひとつは筋肉量の不足があげられます。お尻には大殿筋や中殿筋といった筋肉がありますが、これらの筋肉量が減少してしまうと、お尻まわりの脂肪燃焼ができなくなってしまうと言われています。その結果、脂肪がお尻に蓄積していって、たるんでしまいます。

また、長時間の座位姿勢もお尻太りの原因になると言われています。長時間座っていると大殿筋や中殿筋が圧迫され、血行が悪くなるとされています。血行が悪くなると老廃物質や余分な水分などが溜まってしまい、お尻太りを引き起こすと考えられます。

なお、姿勢の悪さによっても、お尻が太りやすくなります。一般的に、猫背や骨盤が後傾している人は大殿筋や中殿筋が使われづらく、代謝が悪くなって脂肪が溜まりやすくなります。代謝の悪さがお尻太りを引き起こすという観点から考えると、下半身の冷えも、お尻太りの原因と言えるのではないでしょうか。からだが冷えやすい人は基礎代謝が低くいため、お尻太りしやすくなるとも考えられるのです。

2.お尻痩せ&脂肪燃焼に効果的なトレーニング

ここでは、お尻痩せに効果的なトレーニングと、お尻の脂肪を効率的に落とすための方法をご紹介していきます。どれも簡単にできる方法なので、ぜひ実践してお尻痩せを実現していきましょう。

2-1.ヒップアップ
大殿筋などのお尻にある筋肉を鍛えるために、ヒップアップトレーニングを行いましょう。ヒップアップは、以下の手順で行います。

1.まず床にあお向けになって寝転がります。両手は胸の前で組むかリラックスして床の上に置きましょう。
2.そして、膝を90度に立ててお尻をあげます。お尻を上げたとき、太ももと体幹が真っ直ぐになるのが目安です。

ダイエット目的の場合、ヒップアップは20回×3~5セット行いましょう。
両足でのヒップアップが物足りないなと感じたら、片足でのヒップアプに挑戦するのも良いでしょう。

2-2.有酸素運動
残念ながら、ヒップアップだけでは脂肪燃焼効果は少ないと言えます。からだ全体の脂肪を燃焼させるためにも、有酸素運動を行いましょう。有酸素運動は毎日でなくとも、週3日、1日15~30分の散歩やウォーキング、サイクリングなどの運動を行うだけでも、脂肪燃焼の効果が期待できます。

朝ご飯を食べる前などに有酸素運動を行うと脂肪が燃焼されやすいと言われています。また、普段の生活でも坂道や階段を歩いたり、少し遠回りして通勤するなど、少し気をつけるだけで運動量が増加し、脂肪も燃焼されやすくなります。とくに、坂道や階段を使うと大殿筋の筋活動はアップすることがわかっているので、積極的にお尻の筋肉を使って運動しましょう。

2-3.お尻の冷えをとる
効率的なお尻痩せのためには、下半身の冷えをとることも必要です。なぜなら、冷えると血行が悪くなり、基礎代謝も落ちて脂肪燃焼されにくくなるからです。夜はきちんとお風呂につかってからだを温めましょう。また、昼間はソックスやストッキングを二重履きにしたり、腹巻、カイロなどを活用して下半身を温めるように心がけましょう。

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