【腱鞘炎】女性に多い手首の痛みの原因とは
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)(http://jitanbody.com/)]
ふとした瞬間に手首に激痛が走り、動かすのが嫌になる腱鞘炎。
更年期や周産期の女性に発症しやすく、多くの女性が手首の痛みを経験しているようです。
手首が痛いと、物を握ることもできなくなり、家事や育児、仕事にも支障をきたしてしまいます。
症状が重い場合は、手術も必要となる腱鞘炎について説明をしていきます。
手首腱鞘炎の正式名称は「〇・〇〇〇病」
手首の腱鞘炎とは、手首には指を動かす腱が前腕から指先にかけて通ります。
この指を動かす腱を束ねている結束バンドのようなものを「腱鞘(けんしょう)」と呼びます。
指や手首を曲げ伸ばしするときは、このトンネル状の腱鞘の中を腱が動きます。このとき正常なら滑らかな摩擦を生じながら動きますが、手を使い過ぎて摩擦の回数が増えると、腱鞘が炎症を起こします。
これが腱鞘炎で、正式には手首の親指側が痛む場合、「ド・ケルバン病」と呼びます。
ド・ケルバン病では、親指の関節を動かす筋腱が、通る腱鞘の炎症によって、親指を動かすと強い痛みが生じたり、手首の親指側が腫れることもあります。
そうすると物を持ったり、ドアノブを回す、子供の抱っこなどでも痛みがあり、日常生活に大きく支障をきたします。
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