新たな国民病?「慢性腎臓病」という病気をご存知ですか?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
慢性腎臓病は、英語で『Chronic Kidney Disease』略してCKDと呼ばれています。
この病気は誰にでもなる可能性のある病気で、早期発見では治療で回復も望めますが、一定レベルの超えて悪くなってしまうと 自然に治ることは難しいとも言われています。
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一体どんな病気?
慢性腎臓病(CKD)は、かんたんに言うと腎臓の働きが低下していく病気と言われています。
そもそも腎臓は、体内の老廃物や余分な塩分・水分を尿として排泄していて、体内の環境を正常に保ったり、体内量やイオンバランスを調節してくれると考えられています。
また、腎臓にはビタミンDを活性化し、骨を丈夫にする効果も。
そんな体にとって大切な役割の腎臓ですが、機能が低下してしまうと体の中に老廃物が溜まったままになり 免疫力が低下して、病気になりやすくなってしまうことも。
さらに、腎機能が低下しているにも関わらず 治療をせずにいると呼吸困難や意識障害などの危険な状態に陥ったり、なかには脳卒中や心筋梗塞のリスクもあると言われています。
そのような恐ろしい事態を防ぐためには、どうしたら良いのでしょうか?
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