毎日3杯のコーヒーで生活習慣病が改善できる! コーヒーと健康について
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
朝や仕事中、休憩したいときなどに、何気なく飲んでいるコーヒー。
世界中の多くの場所で飲むことのできるコーヒーですが、先駆けて大規模な調査結果を発表したのは、オランダでした。
1万7111人の男女を対象とした調査を約7年にわたり続けた結果、1日に7杯以上コーヒーを摂取する人は、1日2杯以下の人に比べ2型糖尿病の危険度が2分の1になるという報告が出されました。
フィンランドの国立公衆衛生研究所が行った大規模な調査では、
・1日3~4杯のコーヒーを飲んだ場合、飲まない人に比べ女性は29%、男性で27%糖尿病にかかる率が減少
・1日10杯以上飲んだ場合、女性で79%、男性で55%の減少という結果が出ています。
日本でも厚生労働省が10年間、40~69歳までの男女約9万人を対象とした調査によるとコーヒーをほとんど飲まない人の肝臓がん発病率を「1」とすると、毎日1~2杯飲む人は「0.52」と約半分、5杯以上飲む人は「0.24」と約4分の1に下がることがわかりました。
この結果をもとに、コーヒーには肝臓がんを抑制する効果があると同省より発表されています。
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