【ゴルフ】メディシンボールで行う飛距離アップトレーニング!
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの小宮です。
プロゴルファーもよく行う飛距離アップトレーニングと聞くと、どんなトレーニングをイメージしますか。
今回は飛距離アップトレーニングで定番のあのグッズを使用したトレーニングをご紹介します。
使用する道具は『 メディシンボール 』です。
メディシンボールとは一般的に重さのあるボールのことを言います。
名前のメディシンとだけあって筋力トレーニング以外にもリハビリなど幅広く活躍する道具です。
このメディシンボールを使用してパワートレーニングを行い飛距離アップを目指していきましょう。
飛距離アップトレーニングでとても大事になることは「 スイング動作により近い動きでトレーニングを行う 」事です。
スクワットやジャンプなども飛距離アップトレーニングの定番ですが、これらをやるだけでは最大限飛距離を高めることはできません。
これらのトレーニングは飛距離アップをするための「 筋力やパワー発揮能力を高める 」ために行います。
そこで高めた筋力などをメディシンボールを使ったトレーニングを行い飛距離アップに直結をさせていきます。
メディシンボールを使った下半身や回旋トレーニングを行うことにより、スイング効率も良くなりさらにパワーを高めることによって飛距離アップに繋がります。
それでは飛距離アップのためのメディシンボールトレーニングを行っていきましょう。
飛距離アップのためのメディシンボールトレーニングの詳しい内容はこちらから。
バックスイングのエラー
まずはメディシンボールスローの定番の投げ方です。
1.アドレス姿勢を作りメディシンボールを持ちます
2.テイクバックをしてからボールを強く投げます
★ポイント★
・スイングの動きを意識してボールを投げる
ではメディシンボールスローにおいてよくあるエラーを3つご紹介します。
1番多いエラーは『 上半身が突っ込んでボールを投げてしまう 』ことです。
このエラーの投げ方をしてしまう方は、右肩が前に出てきてしまいます。
ボールを投げた後にもキャッチする人と正面に向き合ってしまうような動きが顕著に見ることができます。
2つ目にご紹介するエラーは『 手だけでボールを投げてしまう 』ことです。
このエラーだと身体の大きな筋肉を効率よく使うことができていません。
この投げ方をしている方は、腕の力だけでボールを投げていることになります。
それでは効率よくボールに大きな力を加えることができないので非効率なボールスローになってしまうため飛距離アップを望むことができません。
3つ目にご紹介するエラーは『 振り遅れてボールを投げてしまう 』ことです。
このエラーのボールスルーでは、身体と腕の同調が外れてしまうためボールの軌道が安定しないことが多いです。
つまりしっかりと投げたい方向に投げられないということです。
ボールスローではこれらの3つがよく出るエラーです。
このような動きをしたままトレーニングをしていると、この動きが体に染み付いてしまうため飛距離アップを望むどころか現状のスイングを崩す要因にもなってしまいます。
皆様もトレーニングに取り入れる際には十分に注意をして取り組んでください。
それではこれらのエラーでのボールスローをしないために段階的にできるトレーニング方法をご紹介します。
1つ目にご紹介するのは投げることが初めての方、ボールスローをするトレーニングを行ったことがない方におすすめのトレーニング方法です。
1.アドレス姿勢を作りメディシンボールを持ちます
2.身体の正面でボールを止めたまま初動とともに左側にボールを投げます
★ポイント★
・テイクバック方向に引かずに左側に投げます
2つ目にご紹介する方法は振り子の動きを使用したボールスロー方法です。
1.アドレス姿勢を作りメディシンボールを持ちます
2.左・右・左という動きを1・2・3のテンポを使用しながらボールを投げます
★ポイント★
・振り子の動きをコンパクトに行います
3つ目にご紹介する方法はステップを使用した方法です。
これは下半身の動きと同調をしているためタイミングや動きの強度が上がります。
1.アドレス姿勢を作りメディシンボールを持ちます
2.左・右・左という動きを1・2・3のテンポを使用して行い3で左側にステップしながらボールを投げます
★ポイント★
・左側にしっかりと体重をかけボールを投げるようにします