隠れ脂質を見逃すな!脂質の摂りすぎにつながる要注意な食べ物
脂質多し!摂りすぎ注意な食べ物5つ
1.ドレッシング
「ノンオイル」や「ハーフ」のものが販売されているだけあって、ドレッシングは油が多く使われています。中でも、マヨネーズは約8割が脂質で、他にもフレンチドレッシングは4割、ごまドレッシングは約3割が脂質です。ヘルシーなサラダにも、これらをかけすぎると脂質の摂りすぎに繋がってしまいます。なるべくカロリーオフのものを選びたいですね。また、計量して使うようにすると良いでしょう。
2.バター・マーガリン
油脂類であるバターは大さじ1杯89kcalで、食パンにたっぷり塗ると脂質もカロリーも摂りすぎてしまいがちです。マーガリンの方が「植物性」と書いてあるのでヘルシーなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、マーガリンも油脂から作られるため大さじ1杯92kcalで、バターと変わらないカロリーと脂質の量です。食パンにバターやマーガリンを塗るよりは、ご飯食を選ぶ方が脂質を抑えられ、バランスが整いやすいかもしれません。
3.ベーコン・ウインナー
ベーコン1枚と、ウインナー1本には、それぞれ小さじ1杯強分の脂質が含まれています。ベーコンやウインナーは、脂身の多い部位を使って作られているため、少量でも脂質が多くなっています。自分が1回あたり食べる量はどのくらいでしょうか?毎日のように食べている方は要注意です。
4.ホイップクリーム
ケーキなどの洋菓子はもちろん、カフェなどで飲み物にもトッピングされていることがあります。「植物性」と書かれていても、カロリーや脂質は動物性のものと大きく変わりありません。
例えば、ホイップクリームのたっぷり載ったフラペチーノは、1杯で脂質が大さじ2杯強分も含まれます。もし、デザートまで一緒に食べたとすると、女性の1日の目標量近く摂ってしまうこととなります。ホイップクリームが好きな方は気を付けましょう。
5.蒸しパン
コンビニやスーパーで売られている蒸しパンは、ヘルシーなように思えますが、種類によっては他の菓子パンより脂質が多く含まれているものがあります。1包装あたり脂質が大さじ2杯分近く含まれているものもあるため、ふわふわ・しっとり系の蒸しパンは要注意です。もちろん、蒸しパンだけでなく、菓子パンには脂質がたくさん使われていることが多いため、選ぶ際は栄養成分値を確認してみましょう。
このように「隠れ脂質」を避け、脂質の少ない食材を選んだり、調理の油を減らしたりすることで脂質の量を抑えることができます。気づかないうちに摂りすぎてしまっている可能性もありますので、あすけんで摂取量をチェックしてみるのも良いでしょう。
【参考・参照】
厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2020年版<https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html>(最終閲覧日:2020/01/28)
文部科学省 食品成分データベース<https://fooddb.mext.go.jp/>(最終閲覧日:2020/01/28)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2020年2月25日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート」
ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。
食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。