八重歯はかわいくない?グローバルな歯並びへの考え方と最新・芸能人の八重歯事情
[文:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]
笑った時にチラッと見える八重歯。日本では「アイドルのようで可愛らしい」「可愛い口もと」と言われますが、海外だと少し反応が異なるようです。
実は歯並びが悪いことは、海外では就職に不利になることも。また、日本の芸能界でも、大人のイメージへとステップアップするために八重歯を治す方が多いことをご存知でしょうか?
今回は歯並びについての日本・海外の違いや芸能人の八重歯事情について詳しくみていきましょう。
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八重歯は海外では嫌われ者?
笑った時や話した時に見える八重歯は、特に女性では可愛らしいというイメージがある方も多いのではないでしょうか。特に日本では「幼さ」「あどけなさ」が可愛い・モテる条件となることが多く、八重歯があることもその一つに当てはまります。
そんな日本では悪いイメージのない八重歯ですが、海外では違うようです。八重歯というと「ドラキュラ」がイメージされ、さらに八重歯という歯並びの悪い状態をそのままにしていること自体が悪い印象につながります。
「歯並びを治さない」こと自体が、育ってきた環境や教育が悪いというイメージにつながるようです。
アメリカでは9割の人が歯並びを矯正して整える
特にアメリカでは、約9割の人が矯正治療を受けたことがあるというデータもあります。高所得・低所得関係なく、子どもの歯並びをキレイに整えることがとても重要なことであると考えられているからです。
歯並びがキレイに整っていることはお顔の印象はもちろんのこと、全身の健康にも直結するため、「歯並びが悪い状態を治さない=良くないこと」という考え方が浸透していることは、先進国ではある意味当然と言えるかもしれません。
そう考えると、日本での「八重歯=可愛い」という考え方は、少し異色というか先進国としてはズレていることかもしれませんね。
ただ、日本ではアニメやアイドルなどの独特の文化が発達しているため、美に関する考え方も独特の歩み方をしていると言えます。
肥満とともに歯並びは就職の採用基準のひとつ
さて、アメリカでは採用試験の際に「肥満」と「歯並び」もチェックしていることをご存知でしょうか?
肥満の人は「自己管理ができていない」ことの現れとイメージされ、就職でも不利になることがあるそうです。また、「歯並びが悪い」ことも受けてきた教育レベル・家庭環境が悪いことであるとして、不利になることがあるようです。
海外では八重歯は可愛いどころか、社会的に不利になることもあるとは驚きですね。