良質な油の「逆効果」なとり方に要注意!効果を高めるとり入れ方とは
良質な油の効果を高めるとり入れ方
良質な油をどのようにとり入れるべきか、方法をお伝えします。
摂りすぎている脂質を減らす
油をとり入れる前に、まずは摂りすぎている脂質を減らすことからはじめてみましょう。特に悪玉コレステロールを増やしてしまう飽和脂肪酸は、まず減らしたい脂質です。
肉が中心の食事や、洋菓子、ホイップクリームたっぷりの飲み物などをよくとっている場合は、飽和脂肪酸が過剰になっている可能性があります。また脂質が多い分、カロリーも高くなっています。
このようなものは頻度や量を減らすようにし、脂質の少ない肉や魚、大豆製品などをとり入れるようにしてみましょう。
今使っている油を置き換える
良質な油をとり入れる際は、今使っている油を置き換えるようにしてとり入れましょう。脂質の過剰摂取を防いで、理想的な脂質のバランスに近づきやすくなります。
例えば、手作りドレッシングや炒め物に使う油など、ふだん使っている油を良質なものに置き換えます。また料理や飲み物に混ぜたい場合は、なんにでもたくさんかけるのは避けて、ほかの脂質を減らしたうえで量を守るようにしてみましょう。
~脂質の種類の豆知識~
ダイエットによいとして注目されているMCTオイルは、実は減らしたい「飽和脂肪酸」が主だということをご存じですか?
またカラダによいとされる不飽和脂肪酸は、エゴマ油、アマニ油、オリーブ油、青魚などに含まれますが、実はこれらは、飽和脂肪酸も含んでいます。油には1種類の脂肪酸だけでなく、さまざまな脂肪酸が含まれているのです。
控えるべきほど飽和脂肪酸が過剰に含まれているわけではありませんが、どのような食べ物も「ほどほどに」「バランスよく」とり入れることが大切、というわけですね。
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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2024年05月09日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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