健康診断の判定結果の見方|総合判定A〜Eの意味をわかりやすく解説

タグ: , 2026/5/15

心電図・胸部X線・身体所見は「数値だけ」で決まるわけではありません

健康診断の中には、数値だけで判断する項目だけでなく、医師の所見が重要になる項目もあります。
代表的なのが、心電図、胸部X線、身体所見です。

たとえば、以下のような異常は数値だけで単純に判定できません。

●心電図の異常波形や不整脈
●胸部X線で見つかる影
●心雑音
●むくみ
●甲状腺の腫れ

こうした項目では、結果票のコメント欄や判定内容まで確認することが大切です。
異常を指摘された場合は、「数値がどれくらいか」ではなく、何を疑って再検査や受診が勧められているのかを見るようにしましょう。

B判定でも相談したほうがよいことがあります

B判定は「軽度異常」や「経過観察」と説明されることが多いため、安心してそのままにしてしまう方も少なくありません。
しかし、B判定でも次のような場合は、一度相談しておくと安心です。

●同じ異常が毎年続いている
●少しずつ数値が悪化している
●血圧、血糖、脂質など生活習慣病に関わる項目で指摘されている
●家族歴や体調面で気になることがある

健診は、その年の異常の有無だけでなく、変化を見ることにも意味があります。
「まだ受診するほどではないかも」と迷う段階でも、継続して悪化している場合には早めに相談する価値があります。

まとめ

健康診断の結果を見るときは、まず総合判定を確認しましょう。

A:異常なし
B:軽度異常・経過観察
C:要再検査
D:要受診・要治療
E:治療継続中

ただし、本当に大切なのは総合判定だけで終わらず、どの項目で異常があったのかを確認することです。
血圧、血糖、脂質、肝機能、尿検査などの結果を見ながら、前年との変化や受診指示の有無をチェックすることで、健診結果はぐっとわかりやすくなります。

各項目の詳しい基準値については、日本人間ドック・予防医療学会の基準表を参考にしつつ、気になる結果がある場合は医療機関に相談することをおすすめします。

[文:池尻大橋せらクリニック院長 世良 泰]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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池尻大橋せらクリニック院長・世良 泰(せら やすし)

慶應義塾大学医学部卒。初期研修後、市中病院にて内科、整形外科の診療や地域の運動療法指導などを行う。スポーツ医学の臨床、教育、研究を行いながら、プロスポーツや高校大学、社会人スポーツチームのチームドクターおよび競技団体の医事委員として活動。運動やスポーツ医学を通じて、老若男女多くの人々が健康で豊かな生活が送れるように、診療だけでなくスポーツ医学に関するコンサルティングや施設の医療体制整備など幅広く活動している。

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