ポイントは野菜・果物・主菜!「食事バランスガイド」で健康的にダイエット
栄養士が伝授!食事バランスガイドに基づいたダイエットとは
食事バランスガイドでは、1日の食事をコマに見立て、お菓子やアルコールなどの嗜好品をコマを回すヒモとして考えます。
食事と間食のバランスがとれていると、コマがよく回るというわけです。ちょっと難しそうな気もしますが、4つのポイントを意識することで健康的なダイエットができます。
1.食事を記録して食べたものを見直す(レコーディングダイエット)
なんとなく食事や間食をとっていると、食べ過ぎや食事の偏りに気づきにくくなってしまいます。ですが、毎日食べたものを記録することで、お菓子やお酒などのとり過ぎや、こってりしたメニューばかり選んでしまうといった自分の「食べグセ」が発見できます。
食べた食事を振り返り、同じ調理法や素材のものを食べ続けないことがバランスをよくする秘訣です。
2.一汁三菜を目指す
ご飯・汁もの・肉や魚を使ったメインの料理・野菜や海藻を使った小鉢2品の定食スタイルが健康的な一汁三菜のイメージ。パスタや丼ものといった一品ものを選ぶより、ぐっとバランスがよくなります。パスタなどの単品メニューを選ぶときには、サラダやスープなどの副菜を組み合わせるとバランスがよくなります。
3.野菜を肉類の3倍とるようにする
病気のリスクが低下した人に共通していたのは、野菜を十分にとっていること。肉や魚に対し、野菜を3倍食べるようにすると外食時も簡単にバランスが整います。
焼き肉だったら、肉に野菜を巻いて食べ、焼き野菜やサラダもオーダーするといったイメージで実践してみましょう。野菜を多く食べると、自然とカロリーも抑えられ、便秘解消に効果的な食物繊維もとることができます。
4.アルコール・お菓子などの嗜好品は適量を守る
アルコールやお菓子は1日200kcalまでが適正ですが、ダイエット中なら150kcalまでに抑えるようにしましょう。
研究結果を知ると、「自分の普段の食事は、どれくらい食事バランスガイドのコマを満たせているんだろう?」と気になりますよね。あすけんに食事や体重を記録すると、自分の食事が食事バランスガイドのそれぞれをどれくらい満たせているかや、食事バランスに基づいた栄養士のアドバイスを見ることができます。
ゆっくり痩せたい人や、がんばって早めに結果を出したい人など、さまざまなニーズに合わせたダイエットプランを作ることもできますよ。あすけんで手軽に健康的なダイエットをしてみませんか?
【参考】
(※1) 国立がん研究センター 食事バランスガイド遵守と死亡との関連について
(※2) 厚生労働省 e-ヘルスネット 食事バランスガイド(実践・応用編)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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