【ゴルフ】ラウンド前には『熱中症特別警戒アラート』を活用しよう!
『WBGT』が重要
WBGTは『気温』とは異なります。気温・湿度・輻射熱の3つの要素を用いた指標です。つまり、気温は単純な空気の温度のことを示しますが、WBGTはより体感的に感じる暑さを示します。同じ温度でも、地域によって湿度や環境が異なると、ヒトの感じる温度は変化します。この変化を表すことができるのが『WBGT』です。
熱中症は『情報』から予防する
熱中症予防というと、水分・栄養補給が浮かび易いかと思います。もちろん基本が水分補給であることに変わりありませんが、『情報』も熱中症予防の一つです。今回紹介したアラートは、事前に翌日の情報が発表されます。熱中症になり易い日であることが分かれば、
・屋外の活動を避け、エアコンの効いた、また風通しの良い室内で過ごす
・小まめに水分や栄養の補給をする
・体力の少ない方や子供、高齢者を周りが積極的に目にかける
等の行動を取ることができます。
ゴルファーの皆さんがラウンドをする上でも、
・涼しい時間帯のアーリーバードを活用する
・ハーフプレーで終える、または途中で十分な休憩が取れるゴルフ場を選ぶ
・氷嚢や氷を準備しておく
・目まいや吐き気を感じたらすぐに中止する
など、自分でできる事前の準備と、対策を考えておくことが重要です。
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。