ゴルファーの為の『熱中症対策』はこれ!

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ラウンド『前』の対策

ラウンドの前の対策として、水や『アイソトニック』と呼ばれる飲料を飲みましょう。特徴は、体液に近い性質を持つ液体であり、水分・糖分・塩分等が含まれることです。ラウンドの前は未だ汗をかいていない状態ですので、朝食が十分に摂れている場合は水でも構いません。しかし、夏場など高強度かつ長時間の運動が予想される場合には、アイソトニック飲料もおすすめです。アクエリアスやボディメンテなどのドリンクが該当します。目安として、ラウンドが始まる30分前には、コップ1杯(250ml程度)摂取しておくことが望ましいとされます。

ラウンド『中』の対策

ラウンド中の水分補給として、『ハイポトニック飲料』がおすすめです。特徴は、浸透圧が体液よりも低いことから、吸収し易いことです。激しく発汗している身体は消化管に血液が送られ辛く、スムーズな水分補給が難しい状況です。ポカリスエットイオンウォーターやアミノバリューなどのハイポトニック飲料を飲むことで、スムーズな水分・ミネラルの補給に繋がります。ポイントは、小まめにコップ1杯(250ml程度)を飲むこと、またある程度冷えたものであることです。ホールの前や後などタイミングを決めることで飲み忘れを防ぎましょう。また、体温を下げるために冷えたものを消化管に通すことで、体内から冷却することが望ましいとされます。

身体の外の対策として、衣類と環境も重要です。風の通り易い衣類を着用し、日傘や帽子を活用しましょう。また、カートを活用する、スロープレーにならない限り日陰で待機するなど、プレー時間以外の環境を整えましょう。

これだけは気をつけて!

皆さんに日々気をつけて欲しいことが『予想する』ということです。熱中症は100%防ぐことのできる病気と言われます。事前に今日の気温は何度なのか、何時に暑くなるのか、これらを把握しておき、予め対策することが重要です。暑さが厳しい状況で無理して外出しない、スケジュールに休憩する時間を予め組み込んでおくなど、できることは多くあります。

事前の準備をすることで、ゴルファーの熱中症0を目指しましょう!

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!






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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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