睡眠診断付き! 眠るだけで痩せやすくなる方法

タグ: , 2021/8/10

 寝る直前までTVを観たり、携帯でメールをチェックしたり、私たちの身の回りは睡眠を妨げる生活習慣にあふれています。集中力の欠如や病気のリスクなど、睡眠不足はさまざまな弊害をもたらすことが知られていますが、実はダイエットにも悪影響があるのです。その理由と快眠の極意を、一般社団法人日本化粧品検定協会の代表理事で、東京大学生物産業学部食品香粧学科の客員教授である小西さやかさんに聞きました。

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睡眠の影響を受ける「痩せたいときに効果的なホルモン」


睡眠は、「グレリン」や「レプチン」、「成長ホルモン」といった、ダイエットに影響するホルモンの分泌に大きくかかわっています。それぞれのホルモンの働きと睡眠の関係を見ていきましょう。

●食欲をコントロールする「グレリン」と「レプチン」
「グレリン」は主に胃で分泌されるホルモンで、食欲を増進させる働きがあることから、「空腹ホルモン」や「飢餓ホルモン」とも呼ばれています。「グレリン」は睡眠が不足すると増加してしまうことがわかっています。

一方、「グレリン」と正反対の働きをするのが「レプチン」。脂肪細胞から分泌されるホルモンで、食欲を抑えてくれる働きがあることから「満腹ホルモン」と呼ばれています。この食欲を抑制する「レプチン」は、睡眠が不足すると、減少してしまいます。

睡眠不足は「グレリン」を増加させ、「レプチン」を減少させるから、食欲は止まりません。ある実験によると、4時間睡眠を2日間続けただけで食欲が増し、糖質の多いスイーツやスナック菓子を欲するようになったという結果が出ています。

●代謝や修復を促す「成長ホルモン」
「成長ホルモン」はその名の通り、骨や筋肉など、体のあらゆる組織の成長と修復を促進してくれるホルモン。美肌づくりにも欠かせません。エネルギーの代謝をコントロールする働きもあり、筋肉をつくって燃えやすい体づくりを助けてくれる、ダイエットの強い味方です。入眠してから3時間くらいまでの時間帯にたくさん分泌され、8時間くらいまで出続けるといわれています。

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