冬の寒さに負けない!若者向け免疫力アップ法
[文:フェムゾーンラボ(https://www.femzonelab.com/)]
※本記事は、医師による執筆記事です。
秋が深まり寒さが増してくると、私たちの体と心にさまざまな影響が現れます。日照時間の減少によって、気分が落ち込みやすくなるだけでなく、免疫力も低下し風邪やインフルエンザなどのウイルス感染症が増加します。しかし、こうした季節の変化に適応するための方法がいくつかあります。
この記事では、冬の健康管理に役立つ対策についてご紹介します。
秋冬はなぜ体調を崩しやすい?
冬になってくると日光量が低下します。そうすると目から入る日光量がへり、脳内のセロトニン量が低下し、うつっぽくなります。
また皮膚に日光があたらなくなるとビタミンDの体内での合成量が減り、これも気分を下げるとともに、免疫力が低下します。さらに空気が乾燥しウイルスの空気内の浮遊量が増加するため、インフルエンザを含む風邪(呼吸器ウイルス感染症)が増加してきます。
ですから、冬なだけで気分が下がり、ウイルス感染症になりやすくなるのです。
昔から人は、日照時間と気温の変化から、夏は夜に外遊び、冬は昼に内遊びをして生活してきました。現在は照明や暖房が発達していますのでそれほど生活は気候に制限されませんが、それにしても、影響はかなり受けます。
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