硬水と軟水はどう違う?ミネラルウォーターの選び方
身体の大部分を占める水。健康や美容のためにも、こまめな水分補給が大切です。私たちが普段口にする水は、大きく「硬水」と「軟水」の2種類に分けられますが、その違いをご存知ですか。それぞれの特徴やメリット・デメリット、適した使い方についてご紹介します。
硬水と軟水の違いとは
硬水と軟水は「硬度」によって分類されます。硬度とは、水1リットル中に含まれるカルシウムやマグネシウムの量です。簡単にいうと、カルシウム・マグネシウム濃度が比較的高いものを硬水、低いものを軟水と呼びます。
天然水に含まれるミネラル成分は、いくつもの地層を通過する過程で、時間をかけて岩石から抽出されたものです。そのため、水を採取した場所によって含まれるミネラルの種類や含有量が異なります。
日本の水道水やミネラルウォーターのほとんどが軟水です。一方、北アメリカやヨーロッパでは地形の違いから硬水が多く存在します。
●WHOによる基準値(1リットル中のミネラル量)
軟水・・・120mg以下
硬水・・・120mg以上
●日本における基準値
軟水・・・100mg以下
中硬水・・・100mg~300mg未満
硬水・・・300mg以上
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