むくみ防止に!お塩の選び方

タグ: , , 2024/8/13

体に良いお塩の選び方

 塩分がむくみの原因になるということはわかりましたが、塩分を日常から切り離すのは難しいし、私たちの体に必要な存在でもあります。

「むくみたくない!けど、生活からは切り離せない」

そのお悩みをここで解決していきましょう!

実は、このお悩みは「お塩の選び方」で解決していくことができます。

お塩には種類があり、その種類によって特徴も様々です。お塩の選び方を把握して上手にお塩を摂取することができれば、むくみを防ぎ、しかも体にプラスに働きかけることが出来るのです!

知ってる?お塩の種類

 「お塩って、全部一緒じゃないの?」と、疑問に思う方もいると思います。実は、お塩にも色々な種類があるのです。お塩を購入する際、まず商品裏のラベル(原料名)をチェックしましょう!「天日塩」「潮塩」「食塩」「岩塩」など、それぞれいろんな種類の塩が記載されているかと思います。

では、問題です。この4つの塩の中で、最もむくみを引きおこす塩があります。それは、どれでしょう?

答えは「食塩」。

お塩の種類には、大きく分けて「天然塩」と「精製塩」の2つがあります。

「天然塩」は昔からの製法を使い天然で作ったお塩で、主に「天日塩」、「潮塩」、「岩塩」と記載されています。一方の「精製塩」は人工的に熱処理などを加えて作ったお塩で、主に「食塩」、「塩」と記載されています。

この 「天然塩」と「精製塩」の大きな違いは、「ナトリウム以外のミネラル含有量」にあります。精製塩はミネラルなどの成分が取り除かれ、ほとんど塩化ナトリウムのみの状態であるのに対し、天然塩は塩化ナトリウムの純度が低く、ミネラルが多く含まれているといいます。





お塩の種類の見極め方

「精製塩」の場合

精製方法が、「イオン膜、立釜、乾燥」と書かれています。
また、別の書き方で「溶解、立釜、乾燥」と書かれているものもあるようです。

「天然塩」の場合

「天日や平釜」と書かれています。
これは、海水を天日で乾燥させて、最後に平釜で煮詰めて作る製法になります。

「天日塩」、「潮塩」、「岩塩」は、ミネラルが豊富なお塩のため、体の栄養吸収を活性化させ健康、美容、ダイエットなど多くのジャンルでも活躍してくれます!

適切な塩分摂取量は?

 最後に、最も大切とも言える塩分の摂取量についてお話ししたいと思います。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」で定められた塩分の1日の摂取目標量は、

男性8.0g未満、女性7.0g未満
(WHOの推奨摂取量は1日6グラム未満)

しかし平成26年国民健康・栄養調査では、

1日の平均塩分摂取量:男性10.9g、女性9.2g

と男女ともに2g以上多く摂取してしまっているのです!

もともと和食の塩分も工夫しないと多くなってしまいますし、さらに現代の食生活では、コンビニや外食で加工食品、調理済み製品を多く食べる機会があり、それらには味や保存性のため多くの食塩が含まれています。

普段の食事から、塩分の高い物に気を付けることが必要ですね。

まとめ

 今回のポイントを3つにまとめると…

●メリットのある天然のお塩を優先的に
●塩の摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満
●出汁を利かせた物や、薄味を心がける

ぜひ、参考にしてみてください。

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