忘年会前に必読!お酒を安全に楽しむ方法とは
いよいよ2021年も残すところ1ヶ月を切りました。12月は「師走」と表現するように、年末に向けて忙しくなる季節ですよね。
そんな年末の恒例行事の一つといえば、忘年会ではないでしょうか。
近頃は、外出できる機会も増え、今年は皆で集まってお酒を飲むといったことも多くなるかもしれません。
ですが、くれぐれもお酒の飲み方には注意が必要です。「自分はお酒に強いから」と言って、飲み過ぎてしまうということは避けたいところです。
とはいえ、そもそも「自分はお酒に強いのか、弱いのかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「お酒の『困った』を解消する最強の飲み方」(青春出版社=溝口徹氏著)より、お酒に「強い」「弱い」とはどういうことか、についてご紹介します。
顔が赤くなる=弱い とは言いきれない!?
お酒に強いか弱いかは体質による、とよく言われます。たしかにその通りで、これにはアルコールを分解する速度が大きく関わっていることが知られています。
アルコールを飲むと、まず胃で吸収され、次に小腸で吸収されます。アルコールが吸収される速度にはほとんど個人差はないのですが、アルコールを分解する速度については、かなり個人差が大きいのです。
単純に言うと、アルコールの分解速度が速い人はお酒に強く、遅い人はお酒に弱いと言うことになります。
一方で、お酒を飲むと、「顔が赤くなる人はお酒に弱く、赤くならない人は強い」、とは言い切れないと溝口氏はいいます。
顔が赤くならないからお酒に強いと思って飲み過ぎてしまうと、とんでもないことになりかねません。
アルコールの分解速度が速いと、どんどん飲めてしまいますが、その分肝臓に大きな負担をかけることになります。