体に負荷をかける!?短時間で脂肪を減らし筋肉を増やす方法
ポイントは「無酸素運動」
では、その成長ホルモンの作用を上手に活かすには具体的に何をしたらよいのでしょうか?
「成長ホルモンの分泌を促すためのキーポイントは『筋肉を十分働かせるトレーニング』です。体に負荷をかけて疲労物質である乳酸を発生させると、成長ホルモンが分泌されるといわれています」
オススメなのが「早足(はやあし)」。走る一歩手前くらいの勢いでスタスタ歩くことで、走るときには使われない筋肉を使い、エネルギーを消費するのだそう。このとき、3分早足→ゆっくり歩く、を5セットくらい行うと効果的。メリハリをつけるのがポイントです。
オフィスでもできる椅子を使ったエクササイズもあります。
椅子に座った状態から3秒かけてゆっくり腰を上げ、立つ寸前で再び3秒かけて椅子に座る寸前まで腰を下ろし、座らずにまた3秒かけて腰を上げて…を10回でワンセット(1分程度が目安)、または足がプルプルして続けられなくなるまで繰り返します。
「また、椅子に腰をかける際、ゆ~っくりお尻を下げていき、椅子に着地するギリギリでそのまま10秒キープする「空気イス」などのスロートレーニングも効果的ですよ」
短い時間で体に負荷をかけられるので、忙しい人やズボラな人も続けやすいはず。週1~2回取り入れるだけで、効果が期待できるそうです。
ただし、40代以上の人や、体重が重い人、心臓の既往歴がある人は注意が必要。医師と相談の上行ってくださいね。
【監修】
スポーツクラブNAS
スポーツ健康医科学研究室
後藤 真二
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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