ラウンド中、お酒を飲むならこれを食べよう!
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
今回はラウンド中の『飲酒』についてです。
暑い季節となってきました!ゴルフ場でもラウンドの前や、ランチの際にお酒を楽しむ方を多く見かけます。お酒はよく無いと分かっていても、ラウンド中の楽しみの一つなのでやめられない!という方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんに向けて、飲酒の際にこれだけは守って!というポイントを3つご紹介します。
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飲酒は何がいけないのか
ラウンド中の飲酒は何がいけないのでしょうか。ここで、アルコールが体内でどの様なルートを通るか説明します。
体内に摂取されたアルコールは、胃や腸から吸収されます。その後、肝臓に集められアセトアルデヒドに分解、その後もさらに分解を繰り返し、体外へ排泄されます。このアセトアルデヒドが問題で、身体にとって毒性が強い成分であり、皆さんが感じる二日酔いの吐き気や怠さの原因です。
また、飲酒を重ねることで肝臓に中性脂肪が蓄えられることも問題です。肝臓は様々な栄養素や老廃物の代謝に関わる重要な臓器です。中性脂肪が蓄えられて機能不全になると、命に関わります。
ラウンド中であることを考えると、脱水になり易いも問題です。アルコールは利尿作用があり、水分を体外へ排泄する方向へ促します。水分が不足することでアセトアルデヒトの影響はより強くなります。また、アルコールの分解にも水が必要であり、様々な面で身体の水分が不足し易くなることが挙げられます。
この様に身体への悪影響が大きい飲酒ですが、少しでも上記の様な飲酒のデメリットを減らす為に、気をつけて欲しいことを紹介します!