ゴルファーのための食事学『玉ねぎを食べて柔軟性アップ!』

タグ: , 2024/11/6

『たまねぎ』が鍵!

玉ねぎは『ケルセチン』と呼ばれるポリフェノールを含みます。
この成分は玉ねぎ以外にも、リンゴやブロッコリーなどにも含まれます。
まだ未知の可能性を秘めた成分ですが、強い抗酸化作用を持つことで注目されています。この抗酸化作用の一つの効果として、筋肉の萎縮を軽減することが報告されています。

研究は、50〜74歳の日本人男性を対象に実施しました。低強度のトレーニングと、上記成分を含むサプリメントを使用し、筋肉の硬さを測定しました。その結果、筋肉の柔軟性が有意に向上しました(※1)。
まだまだ研究が必要な分野ではありますが、1年中手に入るたまねぎという食材との関連が示されたことは大きな発見と言えます。

『たまねぎ』を食べよう!

最も手に入り易い野菜の一つである玉ねぎですが、食べ方も様々です。
スープやメイン、サラダなど幅広い料理に入れることができる玉ねぎは、そのまま醤油や砂糖、バターなどで味付けをし、フライパンで焼くだけでも美味しく食べることができます。

玉ねぎの良い点は多く、血液の流れを促進し、強い抗菌作用を持つアリシンなども豊富です。毎日の食事で1回は摂り入れて欲しい食材です!

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

※1:Yuta Otsuka, Naokazu Miyamoto, Akitoshi Nagai, Takayuki Izumo, Masaaki Nakai, Masahiro Fukuda, Takuma Arimitsu, Yosuke Yamada, Takeshi Hashimoto 「Effects of Quercetin Glycoside Supplementation Combined With Low-Intensity Resistance Training on Muscle Quantity and Stiffness: A Randomized, Controlled Trial」Front. Nutr., 06 July 2022 Sec. Sport and Exercise Nutrition Volume 9 – 2022 | https://doi.org/10.3389/fnut.2022.912217








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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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