普通に歩くだけじゃもったいない!インターバル速歩で効率的に健康ゲット
突然ですが「インターバル速歩」という言葉を聞いたことはありますか? 実は今、健康なからだを保つための運動方法として、国内外から注目されています。「速歩」というくらいなので歩くのはなんとなく想像できますが、いわゆる一般的なウォーキングとは何が違うのでしょうか? 今回は、インターバル速歩の概要とその魅力についてご紹介します!
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1.インターバル速歩とは?
インターバル速歩とは、早歩きとゆっくり歩きを交互に繰り返す運動方法です。通常より速いペースで3分間歩いた後、通常のペースで3分間歩き、そのサイクルを繰り返します。
1日15分を週4回、5か月続けるのを目標にし、背筋を伸ばして大股歩きを心がけましょう。通常のウォーキングよりも筋力・持久力の向上が見込めるので、体力のない高齢者や、運動できる時間が限られている人にはとくにおすすめですよ。(※1)
2.インターバル速歩のメリット
インターバル速歩は、健康にとってさまざまな効果が期待できます。
2-1.スタミナが20%アップ
早歩きとゆっくり歩きを交互に行うことで、心肺機能が向上し、スタミナがアップしやすくなります。早歩きで一時的に心拍数を上げ、その後にゆっくり歩きで少し休息を取ることで、からだがより効率的に酸素を取り込むようになります。これにより、持久力が強化され、日常生活や他の運動を行う際にも疲れにくくなるのです。(※2)
2-2.生活習慣病のリスク低下
通常のウォーキングよりも筋力向上が期待できるので、代謝が上がりやすくなります。代謝が上がると太りにくく痩せやすい体質になって、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクを軽減できるといわれています。(※2)
2-3.メンタル不調の向上
メンタル不調には、幸せホルモンの分泌を促すことが大切で、インターバル速歩のような適度な運動が効果的です。これによりストレスが軽減し、気分の向上が期待できます。(※2)(※3)
2-4.不眠の改善
適度な運動による体温の上昇と、その後の体温低下を促すことで、自然な睡眠リズムをサポートします。また、運動によってストレスが軽減されて心身がリラックスしやすくなるため、不眠の改善に効果的といわれています。運動後に心地よい疲労感を感じることで、入眠しやすくなるでしょう。(※2)