座りすぎがゴルファーに与える影響・腰痛改善トレーニング
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
腰痛はゴルファーの傷害発生率No.1とも呼ばれているほど、ゴルファーの悩みに多い痛みのひとつです。
ゴルフ以外にも、座っている時や歩いている時など、私生活でも腰痛は身近に存在します。
【関連記事】ゴルフで怪我をしやすい4つの部位!痛くなったら要注意です!
なぜ、腰痛は起こるのか?
腰痛は姿勢と関係している多く、その姿勢の中でも特に『反り腰姿勢』と関係が深くなっています。
反り腰姿勢の特徴は、腰が反って頭が前にでてしまっているところです。
腰が反ることによって、上半身は後ろに倒れてしまいますが、身体は無意識にバランスを保とうとするので、頭を前に出し、猫背にすることで、反り腰姿勢ではバランスを保っています。
反り腰の主な原因は、もも前と腰の筋肉の硬さ、お腹とお尻の筋肉の弱さです。
これらの筋肉のアンバランスな状態が、反り腰姿勢を引き起こし、ゴルフや日常生活のさまざまな動作で、腰に負担をかけてしまいます。
座りすぎが身体、ゴルフに及ぼす影響
日本は、世界で最も座っている時間が長い国といわれています。
座りすぎるは、もも前の筋肉が常に縮んだ状態になるので、腰回りの筋肉が固まりやすくなります。
また、座っている姿勢では、お腹の筋肉がゆるみ、下半身の筋肉がオフの状態になっているので、お腹や下半身の筋力が弱くなる傾向にあります。
座りすぎの蓄積(腰回りの硬さとお腹、下半身の筋肉の弱さ)が、『反り腰姿勢』を引き起こす原因のひとつです。
腰回りの筋肉がかたくなったり、お腹の筋肉が弱くなったりすることで、良いアドレス姿勢の維持が難しくなり、スイング時の軸ブレに繋がります。
また、下半身の筋力は、地面からのパワーを上半身に伝えるために必要不可欠です!
さまざまなエラー動作があるゴルフスイングですが、柔軟性や筋力をバランスよくすることで、身体が思い通りに、そしてスムーズに動きやすくなります。
お腹とお尻のトレーニング、腰回りのストレッチで、ゴルフも私生活も、より快適に過ごせる身体作りを目指していきましょう!