寝癖がつきにくい寝方や対策について
朝はただでさえ慌ただしいのに、寝癖がついていると直すのに時間がかかって焦ってしまいますよね。今回は、寝癖をつきにくくする方法と、それでも寝癖がついてしまった場合の対策法をご紹介します。
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寝癖がつくのはなぜ?
寝癖がつく大きな理由として、髪を乾かさないで寝ることが挙げられます。髪の毛には、水に濡れると結合が切れて、乾く時に再び結合する「水素結合」という性質があります。
髪が濡れたまま眠ってしまうと、枕などに髪が抑えられている状態で水素結合が起こるため、寝癖がついてしまうのです。
髪質や髪型によっても寝癖のつきやすさは異なります。一般的に、太くて硬い髪質の人、ロングよりもショートヘアーの人のほうが、寝癖がつきやすいといわれています。
寝癖を防ぐ方法
●髪をよく乾かす
寝癖を防ぐ方法の基本は、髪の毛をよく乾かすことです。濡れたまま寝ると、寝癖がつきやすいだけでなく、雑菌が繁殖したり、髪が傷んでパサついたりする原因にもなります。
髪を洗ったら、タオルドライで髪と頭皮の水分をしっかり取り除いた後に、ドライヤーできちんと乾かしましょう。
温風で8割ほど乾かしたら、冷風を1分ほど当ててください。キューティクルが引き締まり、摩擦やダメージが起こりにくくなります。
●仰向けで寝る
横向きで寝ると片方の髪が枕に押し付けられて、寝癖がつきやすいといわれています。寝癖対策には、仰向けで眠るのがおすすめです。
●枕を変える
硬い枕で寝るよりも、柔らかい低反発枕を使ったほうが、頭の形に枕がフィットしやすく、寝癖がつきにくくなります。
枕カバーの素材選びもポイントです。人は寝ている間にたくさん汗をかくので、シルクやコットンなど、通気性や吸湿性に優れたものを選びましょう。