筋トレの王道「スクワット」。正しくマスターして痩せ体質を目指そう!
3.ダイエットを成功させる「スクワット」のポイント
先ほどご紹介した基本姿勢に加えて、スクワットで効率よく痩せるためのプラスアルファのポイントをご紹介します。
3-1.スクワットのポイント「タイミング」「回数」「時間」
・タイミング
朝起きたらすぐにスクワットを行いましょう。筋トレを行うと、その後も代謝の高い状態が続くといわれています。朝一にスクワットをすることで、1日の代謝を効果的にアップさせましょう。
・回数
回数は決めず、ご自身の限界まで行いましょう。筋肉は、限界まで使ったときが1番大きく強くなりやすいといわれています。限界までの回数・3セットを目標に行いましょう。
・時間
セット間の休憩時間は、1~2分が目安です。
休憩時間を合わせて10~15分を目標に行いましょう。
3-2.ダイエットには食生活も大切
ダイエットを成功させるためには、筋肉をつけるだけでなく体脂肪を落とすことが不可欠です。食生活を見直して痩せやすいからだを作りましょう。
効率よく筋肉をつけて脂肪を落とすには、「タンパク質」と「ビタミン・ミネラル類」を積極的に摂ることがおすすめです。
タンパク質は、ダイエットで必要な筋肉量を維持し、脂肪燃焼しやすくするために必要ですし、ビタミン・ミネラル類はタンパク質と一緒に摂ることで筋肉がつきやすくなり、利用・吸収の効率が高まります。
・タンパク質が多く含まれる食材:鶏ささみ、豚ロース、さば、卵(白身)
・ビタミン・ミネラル類が多く含まれる食材:豚肉(ヒレ・レバー)、アーモンド、海藻類
3-3.痩せ体質を目指すなら、漢方もおすすめ
「食事や運動には気を使っているのに、なかなか痩せられない…」
「ラクして痩せたい!」
そんな方には漢方薬がおすすめです。
漢方薬は自然由来の医薬品として、効果と安全性が認められています。
「運動不足による肥満」「食べ過ぎによる肥満」「ホルモンバランスによる肥満」など、痩せたい方の症状を、からだの内側から改善します。
理想的な心と体へ導くことを目的とする漢方薬は、体質の改善に働きかけるため、リバウンドを繰り返したくない方への痩せやすい体質づくりには最適といえるでしょう。
さらに、「バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは面倒」という場合でも、漢方薬なら毎日のむだけ。これなら、手間なく続けられますね。
<痩せたい方におすすめの漢方薬>
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):便秘気味でぽっこりお腹が気になる方
血流や水分代謝を促して、体内にたまった不要物を便とともに外へ排泄してくれます。
また、脂肪代謝を促しておなか周りの脂肪を分解・燃焼するだけでなく、脂質の吸収を抑制します。
・大柴胡湯(だいさいことう):ストレスで食欲が増して脇腹あたりが張る、便秘気味な方
気の巡りを改善して気分や食欲を落ち着かせます。また、体内の余分な熱を取り除き代謝バランスを整え、脂肪燃焼をサポートします。
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):ぽっちゃり型で疲れやすい、むくみがちな方
水分代謝を改善し、体内の余分な水を排泄します。また、からだの中から温めて胃腸の働きを改善し、消化機能を助ける働きもあります。
ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、お金を払ったのにからだへのダメージ(副作用)を受ける場合もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談することをおすすめします。
「あんしん漢方」は、不調を改善したい方におすすめの、スマホで気軽に薬剤師に相談できる新しいサービスです。
4.スクワット×食生活で痩せ体質に。
ダイエット効率をアップさせるには、まず筋肉をつけて痩せ体質になることが大切です。ご紹介したスクワットなどの筋トレと食事や漢方を取り入れて、理想のからだを目指しましょう。
なお、漢方薬を服用される際は専門家に相談することで、ご自身にあった漢方薬を知ることができるでしょう。
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】突然の痛みで叩き起こされる…「夜中のこむら返り」のシグナルとは
【関連記事】筋トレ歴30年の「筋トレ博士」が伝授!腹筋をバキバキに割るならこれ!
【関連記事】まずは3キロ!2週間でダイエットを成功させるための4つの手順
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 杉岡 弥幸
北里大学で生薬学を学び、卒業後は大手漢方専門店にて漢方薬剤師として勤務。現在は自身のダイエット経験や健康に関する知識を活かして、漢方や養生による体質改善方法をWeb等で発信している。