あなたは「鼻呼吸派」? それとも「口呼吸派」?呼吸が体に与える影響とは
口呼吸による影響とは・・・
口呼吸をしているとどんな影響が体に起こるのでしょうか?
思い当たる影響がないか確認してみましょう。
・風邪をひきやすい
ウィルスが鼻のフィルターを通さず体内に入るため、風邪などをひきやすくなります。
・口臭がする
口呼吸をしていると、口腔内が乾燥してしまうため、唾液がまわらなくなり口臭の原因になってしまいます。
・虫歯になりやすい
唾液には殺菌成分があります。
口臭と同様口腔内が乾燥すると歯周病なども増えてしまいます。
・睡眠の質が低下
口呼吸をしているとのどを圧迫してしまうため、いびきをかきやすくなります。
また、睡眠時無呼吸症候群になる可能性も上がってしまいます。
・歯並びが悪くなる
口呼吸をしていると舌が下がりがちになり、嚥下に問題が生じてしまいます。
成長期には顎の筋肉の発達も妨げてしまうため、歯並びに影響が及んでしまいます。
・顔が歪む
口呼吸による表情筋の使い方で、顔面の筋肉や骨格の発達にも悪影響を与えてしまいます。
・脳の機能低下
嗅覚はもっとも古い感覚神経で脳と直結しています。
その鼻に空気を通さないということは、脳が鈍ってしまう原因にもなってしまいます。
たかが呼吸されど呼吸 口呼吸による体への影響は意外と大きいものです。
口呼吸からの影響 思い当たるところはありましたか?
鼻呼吸の効果
それでは、口呼吸に対しカラダに良いとされる鼻呼吸の場合、どんなカラダへの効果があるのでしょうか?
・アンチエイジング
・代謝 免疫力アップ
・集中力アップ
・むくみ予防
・いびき予防
・たるみ予防
・美肌効果
・安眠効果
・アレルギー予防
・脳の活性化
美容効果も健康効果としても魅了的なものばかり。
今まで口呼吸だったかも!?
気になった方も鼻呼吸にシフトチェンジして魅力的な効果を得たいものですよね。
鼻呼吸をするために・・・
それでは鼻呼吸をするためにはどんなことを気をつけたら良いのでしょうか?
すぐに実践できるポイントをまとめてみました。
1 姿勢を整える
姿勢と呼吸?と繋がりがイメージしにくいかもしれませんが、姿勢と呼吸は実は密接に関連しています。
例えば、骨盤が後傾になり背中が猫背の姿勢になってしまったら、胸が拡がるスペースが狭められてしまうため、肺を覆うように肋骨周辺にある呼吸に使われる呼吸筋は硬く強張ってしまい、呼吸は浅くなってしまいます。
また骨盤後傾や前傾といった体にとって負担のかかりやすい姿勢を続けていると、その上に積み重なる背骨が歪み、さらにその上に乗る頭蓋骨も歪んでしまいます。
骨格の歪みにより、顔の筋肉バランスが崩れ顔の歪みが起こるだけではなく、本来、上顎に接する位置が理想的と言われる舌のポジションが下がってしまい、口呼吸になりやすくなるなど、姿勢から呼吸への影響は大きいものなのです。
ぜひ体の内側も外側も負担の少ない理想的な姿勢を習慣にしてきましょう!