がんで若死にしないようにしよう

タグ: , 2021/4/20

ところでたとえ癌を患っても、その癌が早期癌だった人は、本当に運がいい人である。

世の中では、口をすっぱくして検診の重要性が叫ばれているが、健康に自信のある人は、なかなか検診を受けるモチュベーションが沸かないものである。一方一度でも癌になった人は、検診の重要性が、よく理解できる。1度癌になったということは、癌遺伝子をもっているということだから、また別の癌になる可能性もある。しかし1年1回少しの手間とお金をかけて検診していれば、もし別の癌になっても、また早期発見ができ、その癌で死ななくていいのだ。そういうことが身にしみてはじめて、検診を受けるという行動が取れるようになる人も多い。

よく自分は癌家系ではないという人がいるが、知りうる限りの先祖に癌がいない場合、その人の家系には、高血圧遺伝子や、糖尿病遺伝子があり、先祖は、癌になる前に血管の病気(脳梗塞・心筋梗塞)や、感染症(肺炎など)で死んでいた可能性が高い。これらの疾患がかなり克服されている現在、人間はだれでも年を重ねるごとに癌になる可能性が高くなってきた。日本女性の人生は長い。だれでも90歳まで生きることが可能な時代となった。癌で早死にしないためには、20歳を越えたら子宮癌検診、30歳を超えたらさらに乳癌検診、40歳を超えたら他の癌検診も追加して毎年受けるという習慣が大切である。

女性医療クリニックLUNAグループ
理事長 関口 由紀





[文:女性医療クリニックLUNA(http://www.luna-clinic.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

・今すぐ読みたい→
みんなで知っておきたい「乳がん」 https://cocokara-next.com/lifestyle/knowing-about-breast-cancer/

関連記事

「フィットネス」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム