いいとこ取りダイエット!?旧石器時代の食事法
「ぽっこりおなかをどうにかしたい」
そんなお悩みはありませんか? 糖質制限などいろいろなダイエット法がありますが、一生続けられて結果が出続けるものというのは、少ないかもしれません。
そこで今回ご紹介するのは、アメリカ発のパレオダイエット!パレオとは、パレオリシック(paleolithic)=旧石器時代の略。この記事では、パレオダイエットとは何か、パレオダイエットをするとどのような効果があるのかをご紹介します。
【関連記事】まずは3キロ!2週間でダイエットを成功させるための4つの手順
1.パレオダイエットとは?
パレオダイエットとは、1970年代にアメリの医師により提唱された食事法で、農耕が始まる前の狩猟採集型の食生活を取り入れたダイエット法です。
肥満や生活習慣病のリスクを抱える現代の私たち。しかし、旧石器時代には生活習慣病などというものはなかったはずです。そこで、健康で強靭な肉体をもっていたであろう旧石器時代まで、食事法をさかのぼろうというものがパレオダイエットです。
パレオダイエットでは、「OK食材」と「NG食材」に分けて食事内容を考えていきます。
<OK食材>
ナッツや野菜、フルーツ、きのこ、牧草飼育の肉・卵、魚、オリーブオイル、アボカドオイル
<NG食材>
米や小麦などの穀物、豆類、乳製品、加工食品、調味料類
パレオダイエットのポイント
いかにパレオダイエットは効果を感じやすいとはいえ、穀物抜きの食事を続けることは大変ですし、牧草飼育の肉・卵を手に入れることは困難なため、長く続けることは難しそうですよね。
そこで、パレオダイエットのいいところだけを取り入れて、食生活のレベルを上げてみましょう!
2‐1.加工食品と質の良くない調味料を避けること
加工食品を減らして生鮮食品を摂るようにすると、ビタミン・ミネラル・食物繊維といったダイエットにうれしい成分を多く摂れるようになり、添加物などのからだの負担になる物質を減らすことが期待できます。
また抗酸化物質が摂りやすくなることで老化防止対策になり、からだの負担が減ることで、むくみの解消も期待できます。
2-2.ストイックになりすぎなくてOK
ストイックになった方が結果を出しやすいと考えがちですが、一概にそうともいえません。
ストイックでも楽しんで幸福感を得ながら続けられるのなら問題ありません。しかし、我慢をしながらのやり方では、それがストレスとなり、自律神経のバランスが乱れ、代謝を下げかねないのです。
きれいなからだを作り保つための食生活は「おいしい、幸せ」が大前提。ストレスフリーで続けていくことが重要です。
ストイックに構えすぎず、「OK食材」を上手に取り入れ、からだに悪い添加物を避けるようにしましょう。