健康寿命の探求~「ファイトケミカルス」植物がもたらす可能性とは
一方で、現代の多忙なライフスタイルとファストフードへの依存により、世界中の人々が野菜や果物を食生活に取り入れる機会が大きく減少していることに触れ、チャンドラ博士は「種から栄養補助食品に至るすべての工程で 、植物成分のP(Purity:純度)S(Safety:安全性)E(Efficacy:効果)の品質管理の重要性」について説明しました。
最後に、天ヶ瀬理事長より「健康意識が高まると、食べているものや生活習慣などにも意識が向いていくことが、アメリカの研究結果も出ている通り、科学的論文やエビデンスに基づいた情報を基に、今後も引き続きセミナーを開催していきたいです」と、閉会の言葉が述べられました。
<主催者代表 / ファシリテーター> 天ヶ瀬 晴信 氏
一般社団法人 国際栄養食品協会(AIFN) 理事長
東北大学特任教授。一般社団法人国際栄養食品協会理事長。薬剤師。長崎大学薬学 部卒業後広島大学から薬学博士(薬理学)を授与され、1990年から23年間、米国で勤 務。2013年に帰国し 、一般社団法人国際栄養食品協会 (AIFN)副理事長を経て、 2014年より理事長、日本ビタミン学会幹事・代議員・国際交流副委員長などを務めている 。 米国制度を参考に措置された日本の機能性表示食品制度の制度設計に米国制度運用 経験者として深く関わり、制度の方向性などについて国際的なシンポジウムを複数回主催。
<ゲストスピーカー> オラン・クォン博士
アムウェイ・サイエンス・アドバイザリーメンバー
梨花女子大学 栄養科学・食品学部 教授
数多くの論文や記事を執筆しており、国際生命科学研究機構や国際栄養・食品サプリメン ト連盟など、多くの科学団体や委員会のメンバーでもあり、首相府、農業食糧農村部、食品医薬品安全部、保健福祉部の諮問委員も務めている。米国国立衛生研究所と韓国食 品医薬品安全庁でのキャリア経験を持つ。
<ゲストスピーカー> アミット・チャンドラ博士
アムウェイ イノベーション&サイエンス部門
フェローサイエンティスト
ボタニカル/ハーブ、栄養補助食品、機能性食品、薬用化粧品の専門家。天然物化学の 博士号(CSIR-India)を持つ薬理学者/植物化学者/植物薬理学者であり、学界と 産業界で35年にわたるグローバルな経験を持つ。AOAC(国際分析学会)やICSB(国 際植物科学会議)などの国際的な科学学会や組織に参加し、専門家として活躍している。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
【関連記事】100歳超えのご長寿さんが食べているものは?健康で長生きするためのオススメ食事法
【関連記事】その症状、肝機能低下のサインかも!「肝臓」と「疲れ」のつながりについて






