「産後やせ」なかなか効果が出ないのは、骨盤のゆがみが原因!?
女性のカラダは妊娠、出産で大きく変化します。産後もなかなか体型は戻らず、筋トレをしても効果が出ない、お腹がたる~んとしてしまっている…という方もいるのではないでしょうか。
早く妊娠前の体型に戻りたい!と焦ってしまう気持ちもあると思いますが、産後のカラダは不安定になりやすいもの。崩れてしまったバランスをゆっくりと整えていくのが体型を戻す近道なのです。ダイエットするのではなく、カラダを組みなおす、基礎の部分である重心を取り戻すことから始めてみましょう。
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産後のカラダはゆがんでいる
お産のとき、赤ちゃんが出てくる産道を確保するため、骨盤はリラキシンというホルモンにより大きくゆるみます。出産時には、恥骨(ちこつ)部分が最大4~5センチ離れ、坐骨(ざこつ)が大きく広がり、お尻の後ろにある仙骨(せんこつ)が後ろにせりあがります。このとき、骨盤のまわりの筋肉も一緒に押し広げられて伸びてしまい、骨盤だけでなく、筋肉もボロボロに。そのため、産後は立つこともままならない状態になってしまうのです。
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