「千葉ジェッツ」「INAC神戸」などスポーツチームと手掛ける「イマドキシニア」に向けたサービスとは

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 北は北海道から南は九州まで、全国で約340施設の介護事業を主軸として、宅食事業、飲食事業、ホテル事業などを展開している、株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(以下、ユニマットRC)。主軸となる介護事業は主に「そよ風」のブランドで、デイサービスやショートステイ、定期巡回、介護付きホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、幅広い介護サービスを利用者に提供。ユニークな施設として、料理やリハビリに特化したデイサービスなども手掛けている。

そんな介護事業を主とするユニマットRCは、従来とは異なる「イマドキシニア」のための介護サービスの開発として、介護サービス本来の目的「自立支援」における利用者(シニア)の「できるを増やす」べく、スポーツ事業に参入。
数々の課題やニーズ分析を経て、今年からスポーツチームと「オフィシャルサプライヤー契約」を締結した。

前編に続き後編となる本文では、「オフィシャルサプライヤー契約」を結んだチームとの、契約に至るまでの経緯や現状、さらには今後の展望についてお伝えする。

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介護の場で発揮される「スポーツの力」介護事業を手掛ける企業がスポーツ業界に参入 https://cocokara-next.com/fitness/power-of-sports-nursing-care-business-01

スポーツチームとの「オフィシャルサプライヤー契約」


現在ユニマットRCがオフィシャルサプライヤー契約を結ぶスポーツチームは2つ。

その一つが、プロバスケットボールBリーグの「千葉ジェッツふなばし(以下、千葉ジェッツ)」だ。

スポーツ事業はユニマットRCにとって初めてのことでもあり、このような取組について共感してくれるチーム・選手を探すことはかならずしも容易ではなかった。そんな中で、一番最初にユニマットRCのスポーツ事業に対する思い、理念に共感してくれたのが、プロバスケットボールの名門、千葉ジェッツだった。

・ユニマットRCの施設で、選手の栄養支援(食事提供)をしながら、選手と利用者・スタッフとの自然で日常的な交流を生み、利用者および職員の満足度やモチベーション向上、職員の採用および離職防止に繋げる

・交流の一環として、利用者のからだ作り、フレイル予防に繋がる「機能訓練プログラムの共同開発」などにも挑戦する

・取組を通じ、選手がセカンドキャリアを考えるきっかけを提供し、介護やそれ以外の職種を含む幅広いセカンドキャリア支援を行う

・両社で、協業を地域社会全体の活性化に繋げる

具体的には上記の内容で、チームや選手の課題をユニマットRCの経営資源で解決しながら、スポーツのチカラを「イマドキシニア」をはじめとする現在の利用者に還元できる協業を目指すこととなった。

決して一流チーム・選手ばかりに照準を合わせていたわけではなかったものの、スポーツ事業参入の記念すべき第1号が日本を代表するプロバスケットボールチームであることは、幸先の良いスタートだったと担当者は語る。





そしてこの千葉ジェッツに続いて締結に至ったのが、女子サッカーの名門、「INAC神戸レオネッサ(以下、INAC神戸)」だ。

INAC神戸とユニマットRCには、「地域社会への貢献」「女性活躍推進」という共通するフィロソフィーがある。(ユニマットRCそしてユニマットグループでは、介護、食、保育、美容など、女性が活躍するために必要なソリューションを提供しており、「女性活躍推進」と明文化せずとも女性が活躍することをパックアップする企業文化がある。
INAC神戸は日本を代表する女性サッカー選手、リーダー、指導者を多数輩出している)。
INAC神戸側も、ユニマットRCの思いに強く共感し、千葉ジェッツとの協業に続き契約を締結に至ったという。

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