スイングがプロの感覚になる練習器具が実はある!?
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの小宮です。
皆さんはゴルフの練習グッズを取り揃えたりしていますか。
スイングの悩みに対してのグッズが様々ある中で実際に自分に何が適しているのか選択するのはとても難しいと思います。
そこで今回は当クラブでオススメしている練習器具・トレーニンググッズをご紹介させて頂きたいと思います。
今回ご紹介するのはゴルフ界でも大人気のある道具です。
この道具たちをTGF流の使い方も交えてご紹介させて頂きます。
【関連記事】2打目がOBなら次は何打目?初心者にもわかりやすいペナルティの数え方
動画にて詳しく道具を紹介していますので合わせてご覧ください。
グッズ紹介 ~辻村棒~
まずご紹介するのは『 辻村棒 』というグッズです。
これは名前の通り、上田桃子プロなどを指導している「辻村明志コーチ」が開発した道具になっているためこの名前が付けられています。
HPにもゴルフスイングで大切な身体のローテーションを促してくれる練習器具ですと表記されています。
手が身体の中心から離れずに身体を捻る動きを可能にするため腹斜筋の活動を促し、体幹を使ったスイングを可能にすることができる練習器具です。
このグッズはトレーニングの一部としても活用しています。
何パターンかトレーニングの方法があるのでご紹介します。
トレーニング方法1
上半身と下半身の分離の動きを最大限に可能にしていく動きを行なっていきます。
1.椅子に座り辻村棒を構えます
2.右に身体を捻ります
3.左に身体を捻ります
★ポイント
・辻村棒が身体から離れないように行います
トレーニング方法2
2つ目は少しだけレベルアップをしていきます。
1.両膝立ちになり辻村棒を構えます
2.右に身体を捻ります
3.左に身体を捻ります
★ポイント
・下半身が左右に動かないように行います
両膝立ちの動きの時は下半身の動きが固定されていない状態になります。
ここでお尻を左右に振るような動き、軸ブレが起きやすくなるので注意してください。
肩の回し方も少し縦方向に上げてあげるとより腹斜筋の活動を促すことができ、より理想の動きに繋がります。
トレーニング方法3
3つ目は辻村棒+チューブ負荷をかけていきます。
1.両膝立ちもしくはアドレスになり辻村棒を構えます
2.ハンドルと一緒にチューブを持ち横から引っ張ります
3.チューブを引っ張りながら身体を回します
4.反対側も同様に行います
★ポイント
・身体が左右に流れないように行います
最後はチューブを用いてのトレーニング方法です。
チューブを使わない場合動きの確認や良い感覚入力を鍛えるだけなのですが、チューブでの負荷をかけることによってより体幹の筋肉が動員されトレーニングの要素が大きくなります。
腹斜筋の動員数が増えることによって動きの習得も早くなります。
負荷を加えた状態で行うと、身体の横へ逃げる動きが加わりやすくなりますので、フォームに最大限注意して行うようにしてください。
最後に辻村棒を外した状態でスイングの動きをしてみましょう。
お腹周りにしようした感覚が感じられると思います。
このようにして辻村棒をしようしていきましょう。