もっと早くから健康リテラシーに傾倒していれば良かった・・・「父へのプレゼント」について

タグ: , 2021/6/22

[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]

第一選択肢は一番喜んでくれること

2017年まで続いた減反政策に翻弄された農業従事者も多かった

父も仰ぎ見た安曇野の田園風景


 私の父はお酒とたばこの好きな人でした。正直言って、前者は控えめなら健康に良い面もありますが、後者は戴けませんよね。手持ちのたばこがなくなると、私は父から財布を渡されて、家の近くにあったたばこの自販機までお使いに行きました。父がいつも吸っているHILITEが売り切れだと、もっと遠くの方までわざわざ買いに行ったものです。それが一番喜んでくれると思った。

昭和・平成時代。誕生日,父の日,敬老の日・・・。父に贈る私からのプレゼントはおおよそたばこだったのです。今の私としてはあり得ない選択でした。

中学校の修学旅行は京都と奈良の歴史探訪でした。家族へのお土産選びは、みんなの顔を思い浮かべながら、どれにしようか?と気持ちを弾ませて選んだのを憶えています。その時に購入した父へのお土産も、京都限定と謳われていた「雅」という銘柄のたばこでした。

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お酒は百薬の長でありたい!生活習慣病とお酒について https://cocokara-next.com/fitness/lifestyle-related-diseases-and-alcohol/





時折帰省して実家の敷居を跨ぐと、父の名残を鼻で感じることができます。それは農機具商を営んでいた頃の機械あぶらと、修理の合間に燻らせていたたばこの、2つが入り混じったにおいからです。特に人生の終盤に差し掛かった人に対して、今までの長きに渡る嗜好を変えさせることが、果たして良いことなのでしょうか?今となっては当時たばこを止めさせることなど微塵も思っていなかったことを悔やむ気持ちはありません。

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