妊婦さん必見!妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)予防の4つのポイント
妊娠高血圧症候群にならないために
1.塩分を控えめにする
まず薄味を心がけること。食塩摂取量は1日7~8gまでを目標にしましょう。味に物足りなさを感じたときは「だし」をきかせたり、薬味・スパイス・お酢・レモンなどを使ったりして料理をアレンジしましょう。外食には塩分が多く含まれていますので、できるだけ手作り料理を心がけ、ファストフードやインスタント食品などは控えるようにしましょう。
2.栄養バランスの良い食生活にする
大豆・乳製品・肉・魚などの良質なタンパク質、野菜・果物・海藻類などを積極的に。とくに野菜や果物・海藻類は、高血圧予防に効果的なカリウムや食物繊維が豊富です。そして水分補給も忘れずに行いましょう。(むくみが出た場合は医師と相談して控えましょう)
3.急な体重増加に気を付ける
妊娠後期は、出産準備のため赤ちゃんが骨盤の下の方へ下がってくるため、胃の圧迫感が解消され、急に食欲がでる場合があります。間食など食べ過ぎには注意しましょう。
4.適度な運動をする
お腹が大きくなりカラダが重くなってくると運動不足になりがち。軽い運動は予防とともに、出産や産後の育児に向けた体力づくりにもなります。運動量や内容は医師に確認しながら、ウォーキング・体操・ヨガなどを楽しみながら行ないましょう。
以上のことに気を付けながらも、一番大切なことは、心身の安静と休養です。家族の協力も得ながら、過労やストレスなどママのカラダに無理のかかることは避けましょう。妊娠高血圧症候群を早期に発見するためにも、いつもと様子が違うなと感じたら定期健診を待たずに医師の診察を受けることをおすすめします。
妊娠中を健康に穏やかな気持ちで過ごし、元気な赤ちゃんを迎えたいですね。
【参考・参照】
日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014〈https://www.jpnsh.jp/data/jsh2014/jsh2014v1_1.pdf〉(最終閲覧日:2017/01/07)
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[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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