ジョギングしても血管年齢が下がらなくなった理由とは?
しかし血管年齢の変動を週ごとにチェックしてみると、なぜか週の中頃、水曜日か木曜日に実年齢を超えることに気が付きました。その頃は毎週ウィークデーに休みが取れる月だったので、いつもよりジョギング回数を増やしてみました。すると、しっかり血管年齢が下がったのです。
そんな試みを続けていたら、ジョギングしても血管年齢が下がらなくなる週が表れ始めました。「どうしてなんだろう?」色々原因を探っていたら、血管年齢が上がる前日は寝付きが悪く、睡眠不足気味だったことに気が付きました。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。交感神経は血管を収縮させる(いわゆる硬くなる)働きがあります。ストレスが溜まると交感神経が優位になることです。みなさんもご経験あると思いますが、何か考えごとに集中して緊張状態になったり興奮している(ストレスがたまる)と、寝つきが悪くなりますよね。ストレスが溜まると不眠になるのです(※2)
そうか!ここ最近のジョギングは負荷の掛け過ぎ。ストレスが溜まった興奮状態。交感神経が優位になったままになって血管年齢が下がらなかったのだろうと考察しました。
出典;(※1)健検公式テキスト増補改訂版 有酸素運動の強力パワー
(※2)睡眠アドバイザー 山本恵一著「眠りの技法」
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。