筋肉痛・身体の疲れ、回復のために意識してほしいこと
なぜか疲れが取れない、トレーニングをして筋肉痛の回復が遅い、風邪をひきやすくなった…。このように、コンディションが良くないときはありませんか?
もしかしたら、「グルタミン」が足りていないかもしれません!しかし、いきなり「グルタミン」と言われても分らないことが多いですよね。
そもそもこの「グルタミン」とは一体何なのか?詳しく説明していこうと思います。
【関連記事】睡眠中に足がつるのはなぜ?「こむら返り」防止につながる食べ物も紹介
そもそも「グルタミン」って何?
「グルタミン」は元々身体の中で合成され、筋肉中の遊離アミノ酸の約60%を占めている、とても大切なアミノ酸です。主に、
●筋肉のたんぱく質の合成促進
●胃や小腸などの消化器の機能維持、構造を保つための主要なエネルギー源になる
●病気や傷の治癒促進
などの大きな役割を果たします。
激しい運動やウェイトトレーニング、重労働などをすると、この「グルタミン」が多く喪失され、その結果、風邪や免疫力が下がるなどの症状が起こりやすくなります。特に、日常生活での無理のしすぎなどで身体がストレス状態になると、体内での「グルタミン」の合成が追い付かず、結果として筋肉から喪失することとなってしまいます。つまり、ウェイトトレーニングで筋肉を使うことも身体にとっては大きなストレスになりますので、疲れやすい状況にあるということなのです。しかし、だからと言ってトレーニングをしない!動かない!なんて嫌ですよね。