頭皮がベタつくと薄毛に見える!?梅雨時に実践したい頭皮トラブル解消法
「梅雨になると頭皮がベタつく」「頭皮がベタベタで薄毛に見える」とお悩みではありませんか?
梅雨は、気温や湿度の高さによって皮脂が増え、頭皮がベタつきやすい時期です。
頭皮のベタつきをそのままにしていると、髪のボリュームが減って見えるだけでなく、ニオイや頭皮湿疹などにもつながる可能性が高くなります。
この記事では、梅雨の時期に頭皮トラブルが起きやすい原因や、頭皮のベタつきを解消するセルフケアをご紹介します。
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1.梅雨に頭皮トラブルが起きやすい理由
梅雨に頭皮トラブルが起きやすい理由は、湿度の高い蒸し暑い日が多く、頭皮の皮脂が過剰に分泌されやすいためです。
暑さで毛穴が開くと、皮脂や汗が出やすくなり、頭皮や髪がベタつきます。また、湿度が高い場合、汗の蒸発量が減り、より頭皮のベタつきが悪化するのです。
頭皮のベタつきは、「髪のボリュームがなくなり、髪が薄く見える」「加齢臭のような不快なニオイを放つ」「脂漏性皮膚炎を起こして、かゆみやフケ、抜け毛の原因になる」など、さまざまな頭皮トラブルにつながります。
梅雨の時期に頭皮のベタつきを感じたら、放置せずにすぐにケアを始めることが大事です。またかゆみ、痛みなどが生じたら早めに皮膚科の受診も検討しましょう。
2.今日から実践!ベタベタ頭皮の解消法
今日から始められる頭皮のベタつき解消法を3つご紹介します。
2-1.シャンプーの方法、シャワー温度を見直す
シャンプー方法を見直して、頭皮のベタつきの原因である余分な皮脂をしっかり落としましょう。
ただし、いきなり熱いお湯をかけたり、爪を立ててごしごし強く洗ったりすると、頭皮を守るために逆に皮脂の分泌が増えてしまいます。
シャワーのお湯は人肌程度に設定し、指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょう。
ほかにも、シャンプー前に予洗いする、後頭部や生え際のすすぎ残しに気をつける、コンディショナーを頭皮につけないなども、頭皮のベタつき解消に効果的です。(※1)
2-2.脂っこい食事は控える
脂っこい食事は、皮脂分泌量を増やし、頭皮のベタつきを悪化させます。
●揚げ物(からあげ、とんかつ)
●インスタント食品(カップラーメン)
●スナック菓子(ポテトチップス)
●スイーツ(ケーキ、ドーナツ)
上記のような食べ物は、できるだけ控えましょう。
2-3.ビタミンを積極的に摂る
頭皮のベタつきを防ぐには、ビタミンA、B2、B6、C、Eを積極的に摂りましょう。
ビタミンAは、ターンオーバーを正常化し、頭皮の健康を守る効果が期待できます。
ビタミンB2、B6は、代謝を促進して過剰な皮脂分泌の抑制に働きかけるビタミンです。
ビタミンCやEは、強い抗酸化作用で、頭皮の環境を整えます。
ビタミンA、B2、B6は、レバーやうなぎに多く含まれています。ビタミンCはキウイフルーツや赤パプリカ、ビタミンEはナッツ類やかぼちゃなどが含有量の多い食材です。(※2)