同年代より10歳若くなる3つの秘訣 からだの酸化の仕組みを知ろう
「ふと気づくと肌のシミやシワが増えている」
「若いときよりも疲れやすくなった」
「実年齢よりも高めに見られることが多い」
そんな悩みを抱えていませんか? 人は必ず老いるものですが、老化が早くなる原因は必ずしも個人差だけではありません。
今回は、老化を早めてしまうNG習慣をご紹介します。老化の根本的な原因をはじめ、今日から簡単にできる対策方法も併せてご覧ください。
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1.老化の原因は、からだの中の酸化
老化は、加齢にともなって体内に活性酸素が増加し、からだが酸化することで進行します。活性酸素とは、呼吸するうえで必ず発生する物質です。とり込んだ酸素の約2%がこの活性酸素に変化するといわれています。
活性酸素は本来、ウイルスや細菌など、からだの外からの異物を排除するはたらきがあります。しかし、増加しすぎると健康な細胞まで傷つけてしまい、細胞の酸化が進んでしまうのです。
酸化により体内のタンパク質や脂肪などが変化・破壊されると、これが老化の原因になるといわれています(※1)。
2.からだの活性酸素を増やしてしまうNG生活習慣
老化を促進するもの、体の酸化を進める要因には、「たばこやアルコール」「ストレス」が有名ですが、それ以外にもNG生活習慣があります。とくに注意しておきたい代表的なNG習慣を2つピックアップしてご紹介しましょう。
2-1.食品添加物
食品添加物の摂取は、活性酸素が増加する原因になります(※2)。人工甘味料、着色料、保存料などの食品添加物は、からだにとって異物なので、肝臓で解毒されますが、その過程で活性酸素が発生してしまうのです。
2-2.過度な運動
激しすぎる運動は、呼吸量の増加をもたらし、必要以上の酸素をとり込みます。消費エネルギーが増大すると、それにともない活性酸素の量も増えてしまうのです。
本来、活性酸素は抗酸化物質により除去されますが、除去しきれなかった活性酸素は悪さをします。活性酸素がからだの細胞を酸化させて傷つけることを「酸化ストレス」といい、これは老化だけでなく、病気の原因にもなります(※3)。