寝床に入ってからなかなか寝付けない・・・自分に合った睡眠とは?
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
寝付きの良いノンレム睡眠は至高の喜び
先ずは眠りに入れるようにしましょう
睡眠不足はアブセンティズム(体調不良による欠勤)よりもプレゼンティズム(身体的,心理的問題により出勤しても生産性が落ちる)に影響します。また生活習慣病の原因にもなります。
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例えば満腹になったと感じさせるホルモン(レプチン)と食欲を促すホルモン(グレリン)のバランスが崩れて、肥満や糖尿病になるリスクが高くなります。(※1)
更に脳の老廃物を取る役割を果たせずに、アルツハイマー型認知症の脳内によく見られる、アミロイドβタンパク質という無用な物を排出する働きが鈍ってしまうのです。
マスコミでもよく取り上げている睡眠時無呼吸症候群という病気になると、心筋梗塞や脳梗塞で死亡するリスクが健康な人の約3倍になるというデータがあります。(※2)
私が小学校に通っていた頃は、「睡眠時間は8時間取りましょう。」と教えられて育ちました。
特に夏休みなど長期のお休みに入る前に、担任の先生からそう言われたのを憶えています。特に中高年の方々は、その教えがずっと頭に残っていて、良い睡眠時間の長さ = 8時間と思っているのではないでしょうか?
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