喫煙とお酒の飲み過ぎが重なるとがんのリスクは高まる?!
1日3合以上の多量飲酒の場合、非喫煙者は1.02に対し、喫煙者では2.32と倍以上のリスクがあります。
非喫煙者は、飲酒量が増えてもがんの発生率はそう高くならないのに対し、喫煙がプラスされると確実に高くなっていきます。
つまり飲酒によるがんのリスクは、喫煙によって助長されるのです。
また、アルコールが体内で代謝される際に生じるアセトアルデヒドにも発がん性があることが知られています。
お酒を飲んで顔が赤くなる、いわゆるお酒に弱い人は、アセトアルデヒドの分解能力が弱いため、アセトアルデヒドが残りやすい、つまり発がん性のあるアセトアルデヒドにさらされる時間が長くなります。
このように酒を飲んで赤くなる人は、喫煙とセットにするとがんになる危険性がさらに上がる可能性があります。
タバコとお酒のどちらをやめたほうがいいかと言われれば、間違いなくタバコという結果になりました。
5年後10年後その先も健康でいるために「今」から健康的な生活習慣を意識してみませんか?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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