禁煙と運動は相性がイイ
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
相乗効果で健康を育む
「三日坊主」。飽きっぽくて永続きしない人の総称ですね。ものごとを継続するには程度はあるけど苦痛を伴う。辛さを避けたいという理由で継続できない場合が多いです。禁煙が辛くて、そして運動を生活習慣にすることに苦痛を感じること。実は両方の苦しみをお互いが打ち消してくれるのです。
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幼少の頃に風邪を引かないようにと家族に心配してくれた。外に出る時は一枚余計にガウンを羽織って出掛けました。「風邪は万病のもと」という所以からでしょう。
では現状では「コロナは重病のもと」だと言えると思う。だって喫煙習慣があると、重症化リスクが男女とも2倍近く高くなるのだから。代表的な生活習慣病のひとつ、慢性閉塞性肺疾患 Chronic Obstructive Pulmonaly Diseaseに罹る要因が、肺がんよりもたばこと深いつながりがあるそうです。だからCOPDはたばこ病とも称されているのです。(※1)
そのCOPDの患者が新型コロナ感染症になると、深刻な病態になる危険性が、男性で2倍、女性では8倍に上昇するという統計結果が発表されました。(※2)
だから禁煙を三日坊主で終わらせてはいけないのです。
どんな事でも実際にやってみると、それなりの結果が出ます。何か目的があり、それに少しでも近づきたいから行動するわけです。良くても悪くても、多くてもちょっぴりでも結果は結果です。
少しだけど変わったことに「あれッ。そういえば・・・。」と思い当たると、徐々に「なんかイイかも!?」とその気になって、納得行く成果を欲しくなる。それを繰り返すことで次のステップに進もうと意欲が沸きて来ます。
たばこを控えてみたり、余暇を利用した運動をコツコツと続けるのもそうです。
それを繰り返せば幕無しなのです。たばこを止めたことのご褒美なのです。