喫煙がゴルフパフォーマンスを低下させる!?

タグ: , 2024/9/27

[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]

 トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

今回は『喫煙』とゴルフパフォーマンスの関係についてです。

喫煙が良く無いことは分かっていても、なかなか辞められない方は多いでしょう。プロ、アマチュア関係なく、ゴルファーの喫煙率は高いと言えます。今すぐに禁煙することは難しいかもしれません。ですが、喫煙による身体への影響を知った上で、個人で判断することが重要です。

ここからは、喫煙によってゴルフにどの様な影響が起きるか考えていきましょう!

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ショットに集中できない

タバコを吸う理由の一つに、頭がすっきりする、集中できると感じることが挙げられます。しかしこの症状は、喫煙によって脳の能力が普段以上に上昇する訳ではありません。非喫煙時に低下した脳の集中力が通常の状態に戻るだけだと言われます。問題となるのはこの落差が大きいことです。非喫煙時にニコチンの作用が体内で低下すると、イライラや気分の浮き沈みが激しくなります。喫煙時にはこれらの症状が静まるというだけで、集中力が高まる訳ではありませんので、注意が必要です。

ラウンド中、最後まで体力が続かない

ゴルフはカートを使いながら、基本的に徒歩でラウンドを行います。18ホールパフォーマンスを維持して回り切る為には精神的・身体的な『体力』が必要です。

身体的な体力(持久力)を維持する為に重要なことは、筋肉が動き続けられること。そしてこの筋肉がエネルギーを生み出す為に必要なのが酸素です。酸素は血管内でヘモグロビンと結合し、身体の中を移動します。しかし、タバコに含まれる一酸化炭素は、酸素よりも優先的にヘモグロビンと結びつきます。酸素の運搬を邪魔することで、息切れや体力の低下を引き起こすと考えられます。

以前よりも体力が落ちた、最後までゴルフを楽しめない、と感じている皆さんは喫煙が原因かもしれません。喫煙歴を含め個人差はありますが、早い方では、禁煙後1ヶ月で呼吸機能の改善を感じられます。

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