ゴルファーのための食事学「ゴルファーにとって、ナトリウムとは?」
あなたは足りている?

日本人の平均摂取量(1日あたり)は9.7gです!
日本人は塩や醤油、味噌など調味料からの摂取が多い傾向にあるため、各国と比較しても食塩の摂取量は過剰傾向にあります。
ナトリウムが不足しやすい運動中はスポーツドリンク等で補う必要がある一方、食事から摂る塩分は控える必要がある方が多いと言えます。
ゴルファーとナトリウムの関係とは?
ゴルファーの皆様にとって、ナトリウムはどの様な意味を持つでしょうか。
前回のコラムで述べさせていただいた通り、多量の発汗時に水のみを摂取した場合、熱中症の一種である『熱けいれん』のリスクが上昇します。
食事量の増加に伴い塩分の量も過剰傾向にあるアスリートですが、スポーツ中のナトリウム摂取は不可欠です。
以下、ラウンドをする際のポイントを記載させていただきます。
ラウンド前は基本的に『水分』の摂取のみ
ラウンド中は、糖分や塩分を含むスポーツドリンクを中心に摂取
ラウンド後すぐに食事を摂ることが可能な場合は『水分』の摂取のみ。食事との間が空く場合には、ラウンド中と同様に糖分や塩分を含むドリンクや軽食を摂る
上記を参考に、ナトリウムの適正な摂取ができるとよいですね。
それぞれのミネラルにおける目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。