寝ても疲れがとれないのはなぜ?2つの原因とそのメカニズムとは

タグ: , , 2021/10/27

「寝ても疲れがとれない」
「朝起きると、体が重い」

なんてことはありませんか?実は、その本当の原因は、ストレスでも仕事でも加齢でもなく、頭の筋肉、側頭筋の疲労にあるかもしれません。

今回は、そんな寝てもなかなか疲れがとれないーそんな悩みを抱える方に、なぜそのような事象が起きるのか、考えられるメカニズムについてお話します。

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寝てもとれない疲れをもたらす、2つの大きな原因


寝てもとれない疲れをもたらす原因としては、さまざまなものが挙げられますが、中でも特に重要なのは、「頭の筋肉(特に側頭筋)の疲れ」と「自律神経の乱れ」の2つです。

私たちの頭(頭蓋骨と頭皮の間)には、

・前頭筋(頭の前方、額あたりの筋肉)
・側頭筋(頭の横、耳の上あたりの筋肉)
・後頭筋(頭の後方の筋肉)

という3つの薄い筋肉があり、体内のほかの筋肉同様、使いすぎたり緊張状態が続いたりすると、頭の筋肉も疲労し、硬くなり、こりが生じます。

筋肉が硬くなると何が良くないかといえば、筋肉中や筋肉周辺の血管や神経などが圧迫され、血液やリンパなどの流れが悪くなり、筋細胞に十分な栄養や酸素がスムーズに運ばれなくなったり、二酸化炭素や「疲労物質」とよばれる乳酸などの老廃物が排出されにくくなり、たまっていったりします。

その結果、筋肉はますます疲労して硬くなり、こりがほぐれにくくなります。





一方、自律神経は、意思とは関係なく働いている神経であり、「交感神経」と「副交感神経」によって成り立っています。両者がシーソーのようにバランスをとることにより、生命を維持するために必要な胃腸の働き、心臓の動き、代謝、体温の調節などが行われているのですが、どちらかが極端に優位になりすぎると、心身に様々な不具合が生じます。

本来、夜、寝ている間は副交感神経が優位になり、側頭筋の緊張が緩んで、こりや疲れが解消されるはずなのですが、過度の疲れなどにより、交感神経から副交感神経への切り替えが上手くいかないと、心身の緊張状態が続き、側頭筋のこりや疲れも解消されません。

これが、寝てもとれない疲れの大きな原因であり、時には頭痛をもたらすこともあります。

寝てもとれない疲れをもたらす2つの原因は、互いに密接に関係し合っているのです。

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