大好きなコーヒー、毎日飲んでも大丈夫? ダイエットの意外な味方「飲み物」に注目
ポッコリお腹、脚のむくみ、垂れたお尻…… コレって、どうにかならないの?
余分なものを溜めると起こる体型崩れ。小林さんがその対策を指南します。
●ポッコリお腹
冷たい飲み物は体内に吸収されると胃腸が冷えて吸収の働きが悪くなり、血液やリンパにスムーズに流れないため、体内に溜ってしまいます。この積み重ねが表面化したのが「ポッコリお腹」。
胃は食べたものを消化する臓器ですが、冷えていればその働きが滞って、いつまでも胃の中に食べたものが残り、胃が下がるなどの原因により下腹部が出てしまいます。
日常的に冷たい飲み物を飲めば胃もたれや胃下垂の原因にもなるので、どんなに暑い日でも温かいものもしくは常温のものを摂取しましょう。
●脚のむくみ
脚のむくみとは、皮膚の下にある細胞と細胞の間に水分が溜っている状態です。 普段の生活でむくみやすくなる原因がこちら。
・運動不足や同じ姿勢が続くことで起こる血行不良
・お酒の飲み過ぎ
・塩分の摂り過ぎ
・ホルモンバランスの乱れ
・体の冷え
上位3つは、仕事をしている人たちの日常生活でよく見られます。
思い当たる人は、以下の対策方法を取り入れてみましょう。
<運動不足などの血行不良>
運動不足だったり、立ちっぱなし&座りっぱなしという同じ姿勢が続くと、筋肉が使われず、血液やリンパの流れが滞ってむくみの原因に。ストレッチやマッサージをこまめに行って血行をよくしましょう。
<お酒の飲み過ぎ>
お酒を飲むと血中アルコール濃度を薄めるため、血管は水分を吸収し膨張します。これがむくみにつながります。飲んだ以上に排尿してしまうこともあるので、脱水状態になると体は危機感を感じ、喉が渇き水分を欲します。よって、必要以上の水分摂取により、むくみにつながります。お酒と一緒にお水も摂りましょう。ただし、お酒はほどほどに。
<塩分の摂り過ぎ>
体内で摂り過ぎた塩分を排出するためには、たくさんの水分が必要となります。塩辛いものを食べると水が飲みたくなるのはそのためです。
体内の塩分濃度の調整は「カリウム」が行っていますが、不足すると血管内の水分を増やすことでバランスを取ろうと働きます。
必要以上に水分を摂ることで血管内の水分量が増え、むくみにつながります。1日の塩分摂取量を超えない食事がむくみ対策になります。
●垂れたお尻
体の中でも脂肪が多いお尻は、筋力が低下しやすく、脂肪が消費されずに余分な脂肪として残りやすいパーツ。運動不足や座る時間が長い姿勢は、お尻の筋肉をあまり使わないため垂れ尻の原因に。筋肉をこまめに動かして脂肪を燃やすような運動の継続や正しい姿勢が、垂れ尻対策に役立ちます。