【ゴルフ】トニー・フィナウ選手から学ぶ飛距離を生み出すスイングのポイントとは!?

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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]

 トータルゴルフフィットネス トレーナーの齋藤です。

今回もPGAツアープロのスイングを見てトレーナーの観点から解説を選手の特徴や凄さを解説していきたいと思います。

今回注目する選手は『 トニーフィナウ選手 』です。

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フィナウ選手は193cm、91kgと恵まれた体格をしています。
幼い頃からゴルフ以外のスポーツも行っていて特にバスケットボールが得意です。
高校生の時にバスケットボールとゴルフで大学からの聖戦を受けていましたが、どちらの推薦も受けずに17歳の時にプロゴルファーとしてデビューを飾っています。
またPGA最年少記録の歴代5位となる17歳での予選通過をしています。

フィナウ選手の実績はPGA通算6勝、現在の世界ランキング20位です。(2024年2月)
2015〜2023年までのシーズンの間で平均飛距離が常に300y以上と好成績を残しています。
バディー率もPGAツアー平均が24%なのに対して31%と平均を上回る成績を残しています。
今シーズンも29%と平均を大きく上回る記録です。
なぜフィナウ選手は常に好成績を維持することができるスイングはどんな特徴があるのか、カラダの使い方の特徴は何かあるのか。

それではフィナウ選手のスイングの特徴に迫って行きましょう。
フィナウ選手のスイングの特徴について詳しくは動画をご覧ください。





フィナウ選手のスイングの特徴とは

フィナウ選手の特徴はコンパクトなバックスイングです。
他の選手と比べるとトップの位置が低く、リード側の腕が地面とほぼ並行の位置までしかあげず、その後はダウンスイングと変わります。

コンパクトなスイングのメリットは、「ミート率の向上」や「スイングの再現性の向上」などが挙げられます。
一見、コンパクトなスイングでは大きな力を生み出すことにたけてはいないのではと思うかもしれません。
フィナウ選手はその部分を大きなXファクターを作り出すことによってカバーしています。
このXファクターをうまく使いこなしているのはフィナウ選手の特徴的な足の使い方にあります。
飛ばし屋の選手は横方向への体重移動をしているのに対して、フィナウ選手は右足の親指と踵の2点で地面を蹴っています。
地面を蹴った際に股関節と膝関節の2つを連動させることによりXファクタ〜の力を最大限に活かしています。
そうすることによって上半身をより強くより早く回すことができています。

これらの動きを可能にするためには、足首の可動域がとても重要です。
トップからダウンスイングの移行の際に右足首の可動域が出ない場合、フィナウ選手のようにうまく地面を力強く蹴ることが出ません。
足首の可動域が出ないことによりスクワットの動きができなく地面を強く踏むことができないため、下半身のパワーをうまく使うことも出来なくなってしまいます。

それではフィナウ選手のようにコンパクトなスイングでも飛距離を最大限に生むカラダ作りを行っていきましょう。

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