梅雨にお腹を壊す人の共通点と予防法

タグ: , , , 2021/7/8

 こんにちは。関東では梅雨が本格化しジメジメした日が続きますね。

最近は立て続けにお腹を壊した患者さんに出会いました。

問診をするとその方達にはある共通点がありました。それは食事の内容です。

患者さんに直近の食事の状況を尋ねると、皆さん

「脂っこいお肉とお酒を沢山摂ってしまった」

と仰っていたのです。


 お腹を触って体全体の状態を確かめる腹診をしてみても、確かに水分が溜まっているサインが出ていました。

東洋医学では脂っこいものやお酒を沢山取り入れると、湿気(水分)の代謝が下がるという考え方をします。

水分の代謝が下がった結果、顔や足が浮腫んだり、腸の働きが悪くなって軟便になったりするのです。

この場合は、軟便がおさまるまで食事は栄養補給用のゼリーなどで済ませ、固形物を食べないことが大切になります。

予防としては、緑豆や豆製品が良いとされていますが消化をし難いのでよく噛むことをお忘れなく。

治療は基本的にお灸を主にして行います。

足やお腹のツボを使って内臓の血流を促進し、溜まった湿気を取り除いていきます。

この症状の治療でよく使うツボを一つご紹介します。

陰陵泉: スネの骨の内側を下から上へなぞった時に指が止まるところ。膝の下、内側あたりの骨が出っ張ったところ。

こちらに市販のお灸をご自分で据えるだけでも体調の変化が望めます。

ただし、人間の体は一人ひとりに個性があるので同じ症状の患者さんでも少しずつ治療で選ぶツボは異なってきます。

きちんと体質改善をするためには病院を受診した上で、内臓調整をしてくれる鍼灸師に相談することをお勧めします。

雨が続くこの時期、外の環境と同じように身体の中にも湿気が溜まりやすいです。

お灸や食事管理で胃腸の調子を整えていきましょう。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文:野原 万緒]

野原 万緒(のはら まお)

野原 万緒

フリーランス鍼灸師。
大学に特待で入学。
4年間東洋医学・解剖学・生理学を学ぶ。

2019年 はり師・きゅう師国家資格を取得後、港区新橋の鍼灸治療院で臨床経験を積む。
2020年8月 独立。
2020年12月 四谷三丁目で治療活動を開始。
スポーツ、法律、レンタルサービスなど様々な分野の会社経営者の心身のケアに携わる中、
2021年 美容医療クリニックの社員向け福利厚生としても鍼灸治療を行う。
一人ひとりに合わせて身体の中の治る力を引き出す施術を得意とし、突発性難聴・頭痛・麻痺など幅広い症状の治療経験を持つ。

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