栄養士が厳選!脳のエネルギーになるオススメの食べ物6選
4.くるみ
くるみに含まれるオメガ3脂肪酸はα-リノレン酸とよばれ、DHA・EPAが合成されます。DHA・EPAは、脳神経の発達や維持に欠かせません。くるみに含まれるオメガ3脂肪酸の量は、ナッツ類の中でもトップクラスです。その脂質を効率よく吸収するには、よく噛んで食べることが大切。シリアルに混ぜたりサラダにトッピングすると、毎日手軽に摂ることができます。
ただ、良質といっても脂質を多く含むため、カロリーは高めです。食べすぎには注意しましょう。1日7~8粒ほどが目安です。
5.納豆
納豆には、神経伝達物質の原料となるトリプトファンだけでなく、その合成をサポートするマグネシウム・ナイアシン・ビタミンB6も豊富に含まれます。また、自律神経の調整を担い神経の興奮を抑える働きのあるカルシウムや、その吸収を高めてくれるビタミンKも含まれます。
6.レバー
レバーに豊富な鉄分は、全身に酸素を運ぶ働きだけではなく、神経伝達物質の分泌にも関わっています。不足すると注意力の低下を招くこともあります。鉄分は吸収されにくい栄養素ですが、味付けに酸味や辛味をプラスすると胃酸の分泌がよくなり、吸収されやすくなります。
また、脳機能の正常な働きや神経伝達物質の合成に欠かせないビタミンB群も含まれています。
どの栄養素も、それ単体ではなくチームで働きます。さまざまな食材を組み合わせることで、吸収されやすくなったり、効率良く利用されます。3食バランスよく食べることを意識し、脳の栄養不足を防ぎましょう。
【参考】
(※1)日本人の食事摂取基準(2015年版)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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