指がこわばる「ばね指」。その原因とは
ばね指になる原因
ばね指になってしまう大きな要因は手の酷使にあります。
ですので、手をよく使う仕事をしている方になりやすいのも特徴です。
また、更年期や周産期の女性は家事や育児で手を酷使することからばね指になりやすいと考えられます。
手・指の使いすぎは腱に負荷がかかります。
同じ動作を何度も繰り返すことで動かすたびに腱と腱鞘で摩擦が生じ、その摩擦がストレスとなり炎症を引き起こします。
また、手や指の動かし方にも原因があります。
手・指などは細かい動きが要求されるため、たくさんの関節・筋肉があります。
たくさんある関節・筋肉がまんべんなく使われれば負荷をそれぞれで補えるのですが、ばね指になる方の特徴は手首などの動きが硬く、その影響で手の関節や筋肉に局所的にダメージが蓄積されて炎症を起こしています。
実際、指を動かす筋肉のほとんどが、前腕から指にかけてついています。
前腕にある関節の手首や肘の柔軟性もばね指になるかならないか大きく関わってきます。
ですので、ばね指の改善や予防には炎症が起きている部位だけでなく、手首や肘、もしくは肩の柔軟性も精査しなければ根本的な改善にはつながりません。
もしあなたがいま、ばね指でお困りなら患部の炎症を抑える処置だけでなく、手首や肘、肩関節の調整をすることをおすすめします。
離れたところのゆがみや硬さが変わらなければいまの症状が落ち着いてもまた、同じ症状を再発してしまいます。
根本的な問題を見つけることが改善の一番の近道になります。
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】足がつる中高年必見!寝てる時に足がつる原因と予防法とは